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J-GLOBAL ID：201302297553817690   整理番号：13A0093275

リバースエンジニアリングの現状と課題

著者 (1件)： 萩原一郎 (明治大 先端数理科学インスティテュート)
資料名： シミュレーション  (Journal of the Japan Society for Simulation Technology)
巻： 31  号： 3  ページ： 173-179  発行年： 2012年09月15日 
JST資料番号： L0458A  ISSN： 0285-9947  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 既存の人工物や動植物などの画像データからそれらのCAD(Computer Aided Design)データや,形状データを作るリバースエンジニアリング(RE)は設計活動の最重要項目として位置づけられる。本論文では,1)計測自動位置合わせ,2)点群データからの構造再構成,3)メッシュのセグメンテーション,4)STL(Stereo Lithography)データからのCADパッチの生成,5)CADパッチからのCADデータの生成,6)メッシュ簡略,7)メッシュエンハンスメントからなるREの要素技術について解説した。まず,1)ではICP(Iterative Closest Point)手法がノイズの大きいデータなどに対応しにくいことを示し,非常に正確な位置合わせ結果が得られる点の分類に基づく自動位置合わせ手法を紹介した。次に,2)として陰関数表現,及び最大角度法を用いたメッシュ生成について述べた。また,プラトン立体を応用した3),及び4)として3Dメッシュの四角形パッチへの分割問題を解説した。さらに,5)としてB-スプラインパッチをC’連続で結合する手法を示し,携帯モデルへの適用例について論じた。

シソーラス用語： *リバースエンジニアリング ,  *レジストレーション【画像】 ,  *画像再構成 ,  セグメンテーション ,  技術 ,  雑音 ,  自動化 ,  関数 ,  要素分割 ,  立体 ,  分割法 ,  Bスプライン ,  携帯電話
準シソーラス用語： 位置合せ ,  要素技術 ,  ノイズ ,  陰関数 ,  メッシュ生成 ,  プラトン立体

分類 (3件)： CAD,CAM  (JE10000A) ,  パターン認識  (JE07000S) ,  図形・画像処理一般  (JE04010I)

引用文献 (16件)：

• SAVCHENKO, Maria. Mesh Segmentation Using the Platonic Solids. 日本シミュレーション学会論文誌. 2011, 3, 1, 1-10
• 張子賢. 三角形メッシュを基に自動的なセグメンテーション手法. 日本計算工学会論文集. 2011, 2011, 1-7
• BESL, P. J. A Method for Registration of 3-D Shapes. IEEE Transactions on Pattern Analysis and Machine Intelligence. 1992, 14-2, 239-256
• 徐放. リバースエンジニアリングにおける自動位置合わせに関する検討. 日本機械学会論文集C編. 2010, 76, 771, 2861-2869
• 徐放. 多記述子点群モデルによる高速自動位置合わせに関する研究. 日本機械学会論文集C編. 2012, 78, 787, 783-798

タイトルに関連する用語 (2件)： リバースエンジニアリング ,  現状