文献
J-GLOBAL ID:201302297705295031   整理番号:13A1808839

電子サイクロトロン共鳴スパッタリングによって形成させた窒素-ドープ炭素膜の構造及び電気化学的性能

Structure and Electrochemical Performance of Nitrogen-Doped Carbon Film Formed by Electron Cyclotron Resonance Sputtering
著者 (4件):
資料名:
巻: 85  号: 20  ページ: 9845-9851  発行年: 2013年10月15日 
JST資料番号: A0395A  ISSN: 0003-2700  CODEN: ANCHAM  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
いくつかの酸化還元反応種を用いて,sp3結合及び窒素濃度が異なる窒素ドープ電子サイクロトロン共鳴(N-ECR)電極の構造及び電気化学特性とともに,N-ECR電極の構造と電気触媒活性の関係について調べ,生物学的に重要な被検質,核酸の検出におけるN-ECR電極の有用性を明らかにした。電子サイクロトロン共鳴スパッタリング法を用いて,混合sp2及びsp3結合を有する窒素ドープナノカーボン膜電極を構築した。この膜電極はナノ結晶構造を有し,窒素濃度の増加に伴うsp3含有量の増加が認められた。またこの膜は平均粗さ0.1~0.2nmを有しており,それは窒素濃度にほとんど依存しないものであった。N-ECR電極はその高いsp3含有量によって,純粋なナノカーボン電極よりも広い電位窓を示し,またN-ECR電極は改善された電気化学活性を示した。さらにN-ECR電極での酸素及び過酸化水素の還元電位はおよそ0.3及び0.15Vの変化を示し,また過酸化水素のピーク高さが大幅に増加する結果,過酸化水素検出の還元電位は0.2から17mMの範囲において線形関係を示した。グアノシンとアデノシンの酸化電位はおよそ0.1V減少したが,このことはN-ECR電極をバイオセンシングプラットフォームとして用いるのに適していることを示していた。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
分析機器  ,  電気化学一般 

前のページに戻る