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J-GLOBAL ID：201302298345553782   整理番号：13A0724317

北海道における乳牛飼養形態別の生乳成分の特徴

著者 (2件)： 三谷朋弘 (北大 大学院農学研究院) ,  近藤誠司 (北大 北方生物圏フィールド科セ)
資料名： 畜産技術  (Livestock Technology)
号： 695  ページ： 23-27  発行年： 2013年04月01日 
JST資料番号： Y0328A  ISSN： 0389-1348  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 畑作型酪農地域の十勝,草地型酪農地域の宗谷,都市近郊型酪農地域の道央の酪農家の生乳の乳成分を比較した。乳脂肪率は,十勝,道央および道北舎飼で,道北放牧よりも高かった。乳蛋白質率に地域差はなく,乳糖率は道央および十勝で道北よりも高かった。道北放牧では,炭素(C)数16以下の脂肪酸が低く,C18脂肪酸割合が高く,β-カロテン含量が高く黄色味が強かった。乳中リノール酸割合はコーンサイレージ+穀物飼料摂取割合と,乳中β-カロテン濃度は放牧草摂取割合と正の相関関係にあった。各地域に特徴的な飼料の摂取により,乳成分にも特色があった。

シソーラス用語： 北海道 ,  生乳 ,  *牛乳 ,  *食品分析 ,  成分 ,  地域差 ,  *乳牛 ,  *放牧 ,  食餌効果 ,  濃厚飼料 ,  サイレージ ,  *飼育管理 ,  牧草 ,  コーンサイレージ ,  穀物飼料 ,  *舎飼い ,  乳成分 ,  粗飼料

分類 (4件)： 牛  (FD02020Y) ,  飼料一般  (FD07010W) ,  食品の分析  (FJ01030U) ,  原乳の品質と処理  (FJ12022D)

引用文献 (3件)：

• Chilliard, Y. and Ferlay, A. 2004. Reprod. Nutr. Dev. 44: 467-492.
• Grummer, R. R. 1991. J. Dairy Sci. 74: 3244-3257.
• Walker, G.P. et al. 2004. Austr. J. Agric. Res. 55: 1009-1028.

タイトルに関連する用語 (5件)： 北海道 ,  乳牛 ,  飼養 ,  形態 ,  乳成分