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J-GLOBAL ID：201302298414242450   整理番号：13A0011255

事務所ビルにおける室内浮遊粒子の特性とPM_2.5濃度の実態調査

SURVEY ON INDOOR AIRBORNE PARTICLE AND PM_2.5 IN OFFICE BUILDINGS

著者 (3件)： 鍵直樹 (東京工業大学大学院情報理工学研究科) ,  西村直也 (芝浦工業大学工学部) ,  柳宇 (工学院大学建築学部)
資料名： 日本建築学会技術報告集  (AIJ Journal of Technology and Design)
巻： 18  号： 39  ページ： 613-616 (J-STAGE)  発行年： 2012年 
JST資料番号： L4777A  ISSN： 1341-9463  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 15棟の事務所建築において,浮遊粉じん濃度とPM2.5濃度とともに粒径分布を測定し屋内浮遊微粒子の性状を検討した。粒径10μm以下のSPMの濃度は基準値を超過するものはなかったが,PM2.5については基準値を上回るものがあった。WPSにより測定した粒径別個数濃度分布は,SPM,PM2.5と相関するが,WPSの濃度の方が小さかった。SPM中のPM2.5の占める割合は大気も室内でも大きかった。

シソーラス用語： *事務所建築 ,  *浮遊粒子状物質 ,  *濃度分布 ,  エアロゾル ,  *実態調査 ,  室内空気質 ,  粒径 ,  個数 ,  質量分析 ,  粒子スペクトロメータ ,  *粒度分布 ,  *PM2.5
準シソーラス用語： WPS

分類 (2件)： 空気調和一般  (PC01000C) ,  商業建築,事務所建築  (RB05030K)

引用文献 (15件)：

• 1) 池田耕一,大澤元毅,鍵直樹,柳宇,東賢一,斎藤秀樹,鎌倉良太:建築物における衛生環境と建物維持管理の実態に関する調査,空気調和・衛生工学会大会学術講演論文集, pp.1215-1218,2010.8
• 2) 東賢一:建築物環境衛生管理基準の設定根拠の検証について,保健文化賞記念基金事業に基づく建築物環境衛生管理に関する指定調査研究平成 22年度研究報告書, 2011.3
• 3) W.E. Wilson: The U.S. Environmental Protection Agency promulgates new standards for fine particles,大気汚染学会誌, 33,A67-A76,1998
• 4) 環境省:微小粒子状物質曝露影響調査報告書, 2007.7
• 5) T. Hussein, T. Glytsos, J. Ondracek, P. Dohanyosova, V. Zdimal, K. Hameri, M. Lazaridis, J. Smolik, M. Kulmala: Particle size characterization and emission rates during indoor activities in a house, Atmospheric Environment, 40, 4285-4307, 2006.

タイトルに関連する用語 (4件)： 事務所ビル ,  室内 ,  浮遊粒子 ,  実態調査