特許
J-GLOBAL ID:201303002524719151

圧延要領決定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 酒井 宏明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-281071
公開番号(公開出願番号):特開2013-151021
出願日: 2012年12月25日
公開日(公表日): 2013年08月08日
要約:
【課題】冷却水の不足や排水遅れが発生することなく、全体として最も早く圧延を完了させ得る圧延要領決定方法を提供する。【解決手段】最適化問題を所定の目的関数と、使用水量が厚板圧延設備の給水能力及び排水能力を超過しないことを含む所定の制約条件とにより定式化し(ステップS4)、この定式化した最適化問題を混合整数計画問題に適用して当該混合整数計画問題を解いて(ステップS5)、圧延完了時間が最小になるように加熱炉からの素材の抽出順序及び圧延装置での圧延の実施順序を得るようにした。【選択図】図2
請求項(抜粋):
複数種類の素材を加熱可能な加熱炉と、該加熱炉から抽出した素材を、その前後に設けた待機スペースを利用しながら圧延する圧延装置と、該圧延装置の直後に配設されて前記圧延装置で圧延される素材を冷却する強水冷冷却装置とを備えた厚板圧延設備により圧延される素材の圧延要領を決定する圧延要領決定方法であって、 圧延される各素材の圧延スケジュールをもとに、圧延を実施する際の前記圧延装置の占有時間、同一素材についてする圧延間の冷却時間の上下限値、圧延の実施後の素材の長さ、同一素材の圧延スケジュールにおける圧延の先行関係の制約、及び冷却水の流量情報を含む情報を求め、 求めた情報に基づいて、前記加熱炉を経て圧延される全ての素材についての前記圧延が完了するまでの圧延完了時間を目的関数とし、前記圧延装置において同時に重複して実施できないこと、各圧延間の冷却時間が上下限値の範囲であること、圧延処理中及び待機している素材の合計長が前記待機スペースにおける収納長以下であること、圧延間の先行関係は与えられた制約を満足しなければならないこと、並びに使用水量が前記厚板圧延設備の給水能力及び排水能力を超過しないこと、という制約条件を、最適化問題に定式化し、 定式化した最適化問題を、混合整数計画問題に変換して、前記圧延完了時間が最小になるように、前記加熱炉からの素材の抽出順序及び前記圧延装置での前記圧延の実施順序を決定することを特徴とする圧延要領決定方法。
IPC (1件):
B21B 37/00
FI (1件):
B21B37/00 A
Fターム (8件):
4E024AA17 ,  4E024BB08 ,  4E024BB09 ,  4E024BB18 ,  4E024EE10 ,  4E024FF10 ,  4E024GG05 ,  4E024GG10
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開昭63-282212
  • 圧延要領決定方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-105618   出願人:JFEスチール株式会社
審査官引用 (3件)
  • 特開昭63-282212
  • 圧延要領決定方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-105618   出願人:JFEスチール株式会社
  • 特開昭63-282212

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