特許
J-GLOBAL ID:200903016158077263

圧延要領決定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 哲也 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-105618
公開番号(公開出願番号):特開2003-305508
出願日: 2002年04月08日
公開日(公表日): 2003年10月28日
要約:
【要約】【課題】 全体として最も早く圧延を完了させることができる加熱炉からの素材の抽出順序及び圧延順序を決定する。【解決手段】 ステップS1〜ステップS3において、圧延される各素材のパススケジュールをもとに、圧延を実施する際の圧延機の占有時間等を含む情報を求め、ステップS4において、その求めた情報に基づいて、加熱炉を経て圧延される全ての素材についての圧延が完了するまでの圧延完了時間を目標とし、圧延機において同時に重複して実施できない等といった制約条件を、最適化問題に定式化して、ステップS5において、定式化した最適化問題を、混合整数計画問題に変換して、圧延完了時間が最小になるように、加熱炉からの素材の抽出順序及び圧延機での圧延の実施順序を決定している。
請求項(抜粋):
複数種類の素材を加熱可能な加熱炉と、前記加熱炉から抽出した素材を、その前後に設けた待機スペースを利用しながら圧延する圧延装置と、前記圧延装置で圧延された素材を冷却する冷却装置とを備えた圧延設備により圧延される素材の圧延要領を決定する圧延要領決定方法であって、圧延される各素材の圧延スケジュールをもとに、圧延を実施する際の前記圧延装置の占有時間、同一素材についてする圧延間の冷却時間の上下限値、圧延の実施後の素材の長さ、及び同一素材の圧延スケジュールにおける圧延の先行関係の制約、を含む情報を求めて、求めた情報に基づいて、前記加熱炉を経て圧延される全ての素材についての前記圧延が完了するまでの圧延完了時間を目標とし、前記圧延装置において同時に重複して実施できない、各圧延間の冷却時間が上下限値の範囲である、圧延処理中及び待機している素材の合計長が前記待機スペースにおける収納長以下である、並びに圧延間の先行関係は与えられた制約を満足しなければならない、という制約条件を、最適化問題に定式化して、定式化した最適化問題を、混合整数計画問題に変換して、前記圧延完了時間が最小になるように、前記加熱炉からの素材の抽出順序及び前記圧延装置での前記圧延の実施順序を決定していることを特徴とする圧延要領決定方法。
Fターム (4件):
4E024BB08 ,  4E024BB18 ,  4E024EE02 ,  4E024FF10
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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