特許
J-GLOBAL ID:201303009319945097

電磁スイッチ装置の作動判定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 石黒 健二 ,  長谷 真司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-134991
公開番号(公開出願番号):特開2013-002381
出願日: 2011年06月17日
公開日(公表日): 2013年01月07日
要約:
【課題】ソレノイドSLIとソレノイドSL2の作動判定を同一の検査装置を使用して短時間に行うことができる作動判定方法を提供する。【解決手段】SLIコイルに通電してソレノイドSLIの磁気回路に磁束が発生すると、ソレノイドSLIの磁気回路にも磁束が流れる。つまり、SL2コイル15に磁束が鎖交する。ソレノイドSLIの可動鉄心20が固定鉄心17に吸着すると、SL2コイル15に鎖交する磁束が急激に増加するため、その磁束の変化に比例してSL2コイル15にパルス的な誘起電圧が発生する。このSL2コイル15に誘起される電圧を検出ことで、ソレノイドSLIの作動を判定できる。同様に、SL2コイル15に通電してソレノイドSL2の磁気回路に磁束を発生させ、ソレノイドSL2の可動鉄心26が固定鉄心17に吸着した時に、SL1コイル14に発生する誘起電圧を検出することで、ソレノイドSL2の作動を判定できる。【選択図】図4
請求項(抜粋):
第1のコイルに通電して形成される電磁石の吸引力を利用してスタータのピニオンをエンジンのリングギヤ側へ押し出すピニオン押出用ソレノイドと、 第2のコイルに通電して形成される電磁石のオン/オフ動作に連動してモータに流れる電流を断続するための接点を開閉するモータ通電用ソレノイドとを備え、 前記ピニオン押出用ソレノイドの磁気回路と前記モータ通電用ソレノイドの磁気回路とを一部共有して構成されるスタータ用の電磁スイッチ装置において、 前記第1のコイルに通電して前記第2のコイルに鎖交する磁束を発生させ、その鎖交する磁束の増加によって前記第2のコイルに誘起される電圧を検出することで前記ピニオン押出用ソレノイドの作動を判定し、 前記第2のコイルに通電して前記第1のコイルに鎖交する磁束を発生させ、その鎖交する磁束の増加によって前記第1のコイルに誘起される電圧を検出することで前記モータ通電用ソレノイドの作動を判定することを特徴とする電磁スイッチ装置の作動判定方法。
IPC (2件):
F02N 11/08 ,  F02N 11/00
FI (3件):
F02N11/08 W ,  F02N11/00 R ,  F02N11/00 B
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • スタータ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2009-282783   出願人:株式会社デンソー
  • リモコンエンジンスタータ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-276044   出願人:株式会社ミラリード
  • 電圧測定装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2004-139265   出願人:日置電機株式会社

前のページに戻る