特許
J-GLOBAL ID:201303009559367694

溶接用鋼材

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 志賀 正武 ,  高橋 詔男 ,  棚井 澄雄 ,  増井 裕士 ,  勝俣 智夫
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-515597
特許番号:特許第5321766号
出願日: 2012年12月13日
要約:
【要約】 この溶接用鋼材は、質量%で、C:0.05%以上、0.12%未満、Mn:1.40%以上、1.80%以下、S:0.0020%以上、0.0080%以下、Al:0.020%以上、0.070%以下、Ti:0.004%以上、0.012%以下、B:0.0005%以上、0.0020%以下、Mg:0.0015%以上、0.0030%以下、N:0.0020%以上、0.0050%以下、O:0.0007%以上、0.0020%以下を含有し、溶接割れ感受性指数Pcm値が0.16%以上、0.23%以下であり、焼入れ性指数DI値が0.70以上、2.30以下であり、粒子径が0.015μm以上0.2μm以下のMg・Mn含有硫化物を1平方mmあたり1.0×104個以上3.0×105個以下含み、前記Mg・Mn含有硫化物において、MgとMnとの合計に占めるMgの割合が、原子%で70%以上90%以下である。
請求項(抜粋):
【請求項1】 質量%で、 C:0.05%以上、0.12%未満、 Mn:1.40%以上、1.80%以下、 S:0.0020%以上、0.0080%以下、 Al:0.020%以上、0.070%以下、 Ti:0.004%以上、0.012%以下、 B:0.0005%以上、0.0020%以下、 Mg:0.0015%以上、0.0030%以下、 N:0.0020%以上、0.0050%以下、 O:0.0007%以上、0.0020%以下、 を含有し、 Si:0.10%未満、 Ca:0.0005%以下、 REM:0.0005%以下、 P:0.01%以下、 Cu:1.0%以下、 Ni:1.5%以下、 Cr:0.6%以下、 Mo:0.4%以下、 Nb:0.02%以下、 V:0.06%以下、 に制限し、 残部がFe及び不可避的不純物からなり、 下記式1で表される溶接割れ感受性指数であるPcm値が0.16%以上、0.23%以下であり、 下記式2で表される焼入れ性指数であるDI値が0.70以上、2.30以下であり、 粒子径が0.015μm以上0.2μm以下のMg・Mn含有硫化物を1平方mmあたり1.0×104個以上3.0×105個以下含み、 前記Mg・Mn含有硫化物において、MgとMnとの合計に占めるMgの割合が、原子%で70%以上90%以下である、 ことを特徴とする溶接用鋼材。 Pcm=[C]+[Si]/30+[Mn]/20+[Cu]/20+[Ni]/60+[Cr]/20+[Mo]/15+[V]/10+5×[B]...式1 DI=0.367×([C]1/2)×(1+0.7×[Si])×(1+3.33×[Mn])×(1+0.35×[Cu])×(1+0.36×[Ni])×(1+2.16×[Cr])×(1+3.0×[Mo])×(1+1.75×[V])×(1+1.77×[Al])...式2 ここで、[C]、[Si]、[Mn]、[Cu]、[Ni]、[Cr]、[Mo]、[V]、[Al]、[B]は、それぞれC、Si、Mn、Cu、Ni、Cr、Mo、V、Al、Bの質量%で表した含有量を意味する。
IPC (3件):
C22C 38/00 ( 200 6.01) ,  C22C 38/58 ( 200 6.01) ,  C22C 38/60 ( 200 6.01)
FI (3件):
C22C 38/00 301 B ,  C22C 38/58 ,  C22C 38/60
引用特許:
出願人引用 (4件)
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