特許
J-GLOBAL ID:201303010979058598

コア-シェルリチウム遷移金属酸化物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 萼 経夫 ,  宮崎 嘉夫 ,  加藤 勉 ,  伴 知篤
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-089597
公開番号(公開出願番号):特開2013-179063
出願日: 2013年04月22日
公開日(公表日): 2013年09月09日
要約:
【課題】コア-シェルリチウム遷移金属酸化物を提供すること。【解決手段】 粉体の一次粒子の表面がLiF層でコーティングされ、この層はフッ素含有ポリマー及び一次粒子の表面の反応生成物からなる、再充電可能な電池で使用されるリチウム遷移金属酸化物が開示されている。LiFのリチウムは一次粒子の表面に由来する。フッ素含有ポリマーの例はPVDF、PVDF-HFP及びPTFEのうちのいずれか1種である。リチウム遷移金属酸化物の例は-LiCodMeO2,(式中、MはMg及びTiのうちのいずれか一方又はその双方を表わし、e<0.02及びd+e=1である。)と、-Li1+aM’1-aO2±bM1kSm(式中、-0.03<a<0.06、b<0.02のいずれかであり、M’は、少なくとも95%がNi、Mn、Co、Mg及びTiの群のうちのいずれか1種又はそれ以上の元素からなる遷移金属化合物を表わし、M1はCa、Sr、Y、La、Ce及びZrの群のうちのいずれか1種又はそれ以上の元素からなり、wt%で0≦k≦0.1であり;及び0≦m≦0.6(mはモル%で表される)である);及び-Lia’NixCoyM’’ZO2±eAf(式中、0.9<a’<1.1、0.5≦x≦0.9、0<y≦0.4、0<z≦0.35、e<0.02、0≦f≦0.05及び0.9<(x+y+z+f)<1.1であり;M’’はAl,Mg及びTiの群からのいずれか1種又はそれ以上の元素からなり;AはS及びCのうちのいずれか一方又はその双方からなる。)のいずれか1種である。【選択図】なし
請求項(抜粋):
再充電可能な電池で使用するためのリチウム遷移金属酸化物粉体であって、LiFによってコーティングされた表面を有する一次粒子から構成され、pH滴定により決定された前記リチウム遷移金属酸化物粉体の可溶性塩基含量が、コーティングされていない一次粒子を有するリチウム遷移金属酸化物粉体の可溶性塩基含量の60%未満、好ましくは50%未満であり、前記LiFコーティング層は少なくとも0.5nmの厚さを有し、そして、前記LiFコーティングは、初期のコーティング層と一次粒子の表面とのその場(in-situ)での反応により形成されることを特徴とするリチウム遷移金属酸化物粉体。
IPC (6件):
H01M 4/525 ,  H01M 4/36 ,  H01M 4/505 ,  H01M 10/056 ,  H01M 10/052 ,  C01G 51/00
FI (6件):
H01M4/525 ,  H01M4/36 C ,  H01M4/505 ,  H01M10/0565 ,  H01M10/052 ,  C01G51/00 A
Fターム (30件):
4G048AA04 ,  4G048AB02 ,  4G048AB05 ,  4G048AC06 ,  4G048AD03 ,  4G048AE05 ,  5H029AJ03 ,  5H029AK03 ,  5H029AL12 ,  5H029AM02 ,  5H029AM16 ,  5H029BJ02 ,  5H029BJ03 ,  5H029BJ12 ,  5H029HJ01 ,  5H029HJ02 ,  5H029HJ04 ,  5H050AA08 ,  5H050BA16 ,  5H050CA08 ,  5H050CA09 ,  5H050CB12 ,  5H050DA09 ,  5H050EA11 ,  5H050EA24 ,  5H050FA02 ,  5H050FA18 ,  5H050HA01 ,  5H050HA02 ,  5H050HA04
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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