特許
J-GLOBAL ID:201303011521897040

射出装置の射出ユニット

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-013933
公開番号(公開出願番号):特開2013-151131
出願日: 2012年01月26日
公開日(公表日): 2013年08月08日
要約:
【課題】射出シリンダのシリンダ孔内を進退する射出軸を有し、射出軸の先端面とシリンダ孔の前壁との間に射出室を形成し、射出室の外部から材料供給路を介して供給される流動可能な成形材料を射出室内に計量しながら貯留した後、射出軸によって射出室内の成形材料を射出路を介して射出する射出装置の射出ユニットにおいて、成形材料が流動する部分の組み立て作業や清掃作業や部品交換作業等のメンテナンス作業に手間と時間がかかる。【解決手段】本発明の射出ユニットは、射出室の前壁を成すようにコマ部材を取り付けるとともに、コマ部材と射出ノズルを一緒に1つのねじ・ナット機構で取り付ける。また、コマ部材には、射出室と連通する成形材料の各種流路が形成される。また、コマ部材に形成した材料供給路の一部となる流路と射出シリンダの外部の材料供給路とを連通するための連通孔を形成した供給路ブッシュを備える。【選択図】図1
請求項(抜粋):
射出シリンダのシリンダ孔内に射出軸を進退方向に摺動可能に有し、前記射出軸の先端面と前記シリンダ孔の前壁との間に射出室を形成し、前記射出室の外部から材料供給路を介して供給される流動可能な成形材料をその射出室内に計量しながら貯留したあと、前記射出軸によって前記射出室内の前記成形材料を射出路を介して射出する射出装置の射出ユニットにおいて、 (1)前記射出シリンダの前端部に取り付けられ、前記射出シリンダのシリンダ孔の内径よりも大きい内径のシリンダ孔を有するノズルシリンダと、 (2)前記ノズルシリンダのシリンダ孔の内周面の少なくとも一部に形成されるねじ溝と、 (3)前記ノズルシリンダのシリンダ孔内に挿嵌され、後端部を前記射出シリンダの前端部に当接することでその射出シリンダのシリンダ孔の前記前壁を成し、一方をその前壁に開口しもう一方を前端部に開口する前記射出路の一部となる流路を有するとともに、一方をその前壁に開口しもう一方を外周面に開口する前記材料供給路の一部となる流路を有するコマ部材と、 (4)前記ノズルシリンダのシリンダ孔内に、鍔部又はフランジ部を形成してある後部を挿嵌され、前記コマ部材の前端部に当接することで、一方を前記前壁に開口しもう一方を先端に開口する前記射出路として、前記コマ部材の前記射出路の一部となる流路と連通する前記射出路を有する射出ノズルと、 (5)軸心に前記射出ノズルを挿入するとともにその射出ノズルの前記鍔部又は前記フランジ部の外径よりも小さい内径の内孔を有し、前記ノズルシリンダのシリンダ孔のねじ溝に螺合するねじ溝を外周面に形成して、前記ノズルシリンダのシリンダ孔内にねじ込まれることで、後端部が前記鍔部又は前記フランジ部を押圧して、前記射出ノズルを前記コマ部材に押圧するとともにそのコマ部材を前記射出シリンダに押圧する取付部材と、 (6)前記コマ部材の外周面に形成された前記開口に面する位置であって、前記ノズルシリンダの外周面から内周面まで貫通する貫通孔と、 (7)前記貫通孔に挿入されるとともに、前記コマ部材に有する前記材料供給路の一部となる流路と前記材料供給路を連通するための連通孔を形成してある供給路ブッシュと、 を備えることを特徴とする射出装置の射出ユニット。
IPC (2件):
B29C 45/20 ,  B29C 45/54
FI (2件):
B29C45/20 ,  B29C45/54
Fターム (7件):
4F206JA07 ,  4F206JD02 ,  4F206JD04 ,  4F206JL03 ,  4F206JQ42 ,  4F206JQ51 ,  4F206JQ90
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • プリプラ式射出装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-319769   出願人:株式会社松田製作所
  • 特公昭33-001137
審査官引用 (2件)
  • プリプラ式射出装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-319769   出願人:株式会社松田製作所
  • 特公昭33-001137

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