特許
J-GLOBAL ID:201303014604172380

液封入式防振装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 蔦田 璋子 ,  蔦田 正人 ,  中村 哲士 ,  富田 克幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-172117
公開番号(公開出願番号):特開2013-036513
出願日: 2011年08月05日
公開日(公表日): 2013年02月21日
要約:
【課題】弾性メンブレンと変位規制壁との当接に起因する異音を低減する。【解決手段】主液室34Aと副液室34Bを仕切る仕切り体38に弾性メンブレン44を設けるとともに、該弾性メンブレンを収容する収容室45を一対の変位規制壁70,58と周壁76とにより形成する。弾性メンブレン44と変位規制壁70,58及び周壁76との間に隙間78,80を確保するとともに、変位規制壁70,58に開口部74,66を設けて、主液室34Aと副液室34Bをこれら開口部及び隙間を介して連通される。そして、弾性メンブレン44に、変位規制壁70,58に向かって膜面から突出し、肉厚Pよりも突出高さQが大きく形成された筒状緩衝部82を設ける。【選択図】図2
請求項(抜粋):
振動源側と支持側の一方に取り付けられる第1取付具と、振動源側と支持側の他方に取り付けられる第2取付具と、前記第1取付具と前記第2取付具との間に介設されたゴム状弾性体からなる防振基体と、前記防振基体が室壁の一部をなす液体が封入された主液室と、ゴム状弾性体からなるダイヤフラムが室壁の一部をなす液体が封入された副液室と、前記主液室と前記副液室とを仕切る仕切り体と、前記主液室と前記副液室とを連通させるオリフィス流路と、を備え、 前記仕切り体は、ゴム状弾性体からなる弾性メンブレンと、前記弾性メンブレンの変位量を膜面の両側から規制する一対の変位規制壁と、前記弾性メンブレンの外周を取り囲む周壁と、前記一対の変位規制壁と前記周壁により形成されて前記弾性メンブレンを収容する収容室とを備えてなり、前記弾性メンブレンと前記一対の変位規制壁との間及び前記弾性メンブレンと前記周壁との間に隙間が確保され、前記一対の変位規制壁には、前記主液室と前記副液室の圧力をそれぞれ前記弾性メンブレンの対応する膜面に及ぼすための開口部が設けられ、前記主液室と前記副液室が前記開口部及び前記隙間を介して連通された液封入式防振装置において、 前記弾性メンブレンに、前記変位規制壁に向かって膜面から突出し、肉厚よりも突出高さが大きく形成された筒状緩衝部が設けられた ことを特徴とする液封入式防振装置。
IPC (1件):
F16F 13/18
FI (1件):
F16F13/00 620R
Fターム (5件):
3J047AA03 ,  3J047CA04 ,  3J047CB06 ,  3J047DA01 ,  3J047FA02
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 流体封入式防振装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2009-292912   出願人:東海ゴム工業株式会社

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