特許
J-GLOBAL ID:201303015896423717

三次元走査装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 海野 徹
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-103979
特許番号:特許第5317253号
出願日: 2013年05月16日
要約:
【要約】 【課題】単純な機構と単一の動力装置により、複数の走査軌跡での走査を可能とする伝達動力切替機構を備えた三次元走査機構 【解決手段】差動歯車装置と固定装置によって、動力装置からの動力を下部フランジへ伝達することで、当該下部フランジがスタッドボルトの周囲を軸回りに回転し、当該下部フランジの軸回りの回転力がリンク機構を介して上部フランジに伝達されることで当該上部フランジはスタッドボルトの外周面を軸回りに螺旋状に回転しながら上下方向に移動可能であり、一方、当該動力をスタッドボルトへ伝達することで上部フランジは上下方向にのみ直線的に移動する動作を選択可能な構成となっている。 【選択図】 図4
請求項(抜粋):
【請求項1】 上下方向に立設されたスタッドボルトと、 回転力を供給する一つの動力装置と、 前記動力装置の回転力を受けて上下方向に移動することなく前記スタッドボルトの軸回りを回転する下部フランジと、 前記動力装置の回転力を受けて上下方向に移動しながら前記スタッドボルトの軸回りを回転する上部フランジと、 前記下部フランジに伝達された前記回転力を第一アーム及び第二アームを介して前記上部フランジに伝達するリンク機構とを備え、 前記第一アームはその前端と後端の間で前記上部フランジに軸支されると共に、当該前端には測定手段が取り付けられており、当該後端には前記第二アームの前端が軸支されており、当該第二アームはその後端において前記下部フランジに軸支されており、 前記動力装置の回転力を受けて、前記上部フランジが上方に移動して当該上部フランジと前記下部フランジとの間隔が広がると、前記第一アームの前端がスタッドボルトの軸回りに回転しながら上部フランジに軸支されている箇所を中心にして上方へ移動していき、これにより測定手段の移動軌跡が縮径しながら螺旋形状を描き、一方、前記上部フランジが下方に移動して当該上部フランジと下部フランジとの間隔が狭まると、前記第一アームの前端がスタッドボルトの軸回りに回転しながら上部フランジに軸支されている箇所を中心にして下方へ移動していき、これにより測定手段の移動軌跡が拡径しながら螺旋形状を描く三次元走査機構を備えた三次元測定装置において、新たに、前記三次元測位装置の前記スタッドボルトおよび前記下部フランジに動力を伝達する差動歯車装置と、前記差動歯車装置により前記下部フランジに伝達された動力を断続する第一固定装置と、前記差動歯車装置から前記スタッドボルトに伝達された動力を断続する第二固定装置を備え、前記第一固定装置は前記差動歯車装置と前記下部フランジに接合されており、前記第二固定装置は前記差動歯車装置と前記スタッドボルトに接合される構成となっており、前記第二固定装置により前記スタッドボルトが固定されている状態かつ、前記第一固定装置により前記下部フランジが回転可能な状態としたとき前記三次元測位装置は螺旋を描いて三次元を走査し、一方、前記第一固定装置により前記下部フランジが固定されている状態かつ、前記第二固定装置により前記スタッドボルトが回転可能な状態において動力が伝達すると、当該スタッドボルトに螺合した前記上部フランジは上下方向に移動し、直線的な軌跡で走査することを可能とする伝達動力切替機構を備えることを特徴とする三次元走査装置。
IPC (1件):
G01B 21/00 ( 200 6.01)
FI (2件):
G01B 21/00 L ,  G01B 21/00 H
引用特許:
出願人引用 (6件)
  • 特許第5129384号
  • 特開平4-316106
  • 3-Dレーザ計測装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-294230   出願人:ツェット+エフツォラーウントフレーリッヒゲゼルシャフトミットベシュレンクテルハフツング
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