特許
J-GLOBAL ID:201303016153925510

三次元造形装置及び三次元造形方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 豊栖 康司 ,  豊栖 康弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-208223
公開番号(公開出願番号):特開2013-067121
出願日: 2011年09月22日
公開日(公表日): 2013年04月18日
要約:
【課題】流動可能な樹脂の余剰分をローラ部で回収する際に、異なる樹脂との界面での混入を抑制する。【解決手段】造形材吐出手段によりモデル材MA又はサポート材SAを造形プレート40上に吐出させ、ローラ部26により流動可能なモデル材MA又はサポート材SAの余剰分を回収し、硬化手段によりモデル材MA又はサポート材SAを硬化させることにより、スライスを生成し、垂直駆動手段で高さ方向に造形プレート40とヘッド部の相対位置を移動させて、スライスの積層を繰り返すことにより造形を実行するよう制御する制御手段と、ローラ部26がモデル材MA又はサポート材SAを個別に回収する際に、モデル材を回収する際のローラ部26の回転速度と、サポート材を回収する際のローラ部の回転速度が異なるようにローラ部の回転速度を制御するためのローラ回転速度制御手段とを備える。【選択図】図10
請求項(抜粋):
造形プレート(40)上に、造形材として、 最終的な造形物となるモデル材(MA)と、 前記モデル材(MA)が張り出した張り出し部分を支え、最終的に除去されるサポート材(SA)と、 を少なくとも一方向に走査しながら吐出させ、かつこれを硬化させる動作を繰り返すことで、高さ方向に所定の厚みを有するスライスを層状に生成し、該スライスを高さ方向に積層していくことにより造形を行う三次元造形装置であって、 造形物を載置するための前記造形プレート(40)と、 前記モデル材(MA)を吐出するためのモデル材吐出ノズル(21)、及び前記サポート材(SA)を吐出するためのサポート材吐出ノズル(22)を、それぞれ一方向に複数個配列させた造形材吐出手段と、 前記モデル材(MA)及びサポート材(SA)を硬化させるための硬化手段(24)と、 回転自在に支承されており、流動可能な状態にある前記モデル材(MA)又はサポート材(SA)を回転しながら押圧することにより、該モデル材(MA)又はサポート材(SA)の余剰分を回収可能なローラ部(25)と、 前記造形材吐出手段、前記硬化手段(24)及び前記ローラ部を備えるヘッド部(20)と、 前記造形材吐出手段により前記モデル材(MA)又はサポート材(SA)を前記造形プレート(40)上に吐出させ、前記ローラ部(25)により流動可能なモデル材(MA)又はサポート材(SA)の余剰分を回収し、前記硬化手段(24)により前記モデル材(MA)又はサポート材(SA)を硬化させることにより、前記スライスを生成し、前記垂直駆動手段で高さ方向に前記造形プレート(40)とヘッド部(20)の相対位置を移動させて、前記スライスの積層を繰り返すことにより造形を実行するよう制御する制御手段(10)と、 前記ローラ部(25)が前記モデル材(MA)又はサポート材(SA)を個別に回収する際に、前記モデル材を回収する際の前記ローラ部(25)の回転速度と、前記サポート材を回収する際の前記ローラ部の回転速度が異なるように前記ローラ部の回転速度を制御するためのローラ回転速度制御手段(12)と、 を備えてなることを特徴とする三次元造形装置。
IPC (1件):
B29C 67/00
FI (1件):
B29C67/00
Fターム (9件):
4F213WA25 ,  4F213WB01 ,  4F213WL02 ,  4F213WL15 ,  4F213WL32 ,  4F213WL62 ,  4F213WL74 ,  4F213WL87 ,  4F213WL92
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 三次元造形機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2008-317880   出願人:長野日本無線株式会社
  • 三次元積層造形法とその装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-257003   出願人:有限会社シーティティコーポレーション, 日立プリンティングソリューションズ株式会社, 東洋インキ製造株式会社, ソニーマニュファクチュアリングシステムズ株式会社
  • 三次元造形装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-029939   出願人:ミノルタ株式会社

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