特許
J-GLOBAL ID:201303017428043110
バルーンカテーテル
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
牛木 護
, 小合 宗一
, 高橋 知之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-283655
公開番号(公開出願番号):特開2013-132364
出願日: 2011年12月26日
公開日(公表日): 2013年07月08日
要約:
【課題】非標的組織への熱伝導を確実に遮断して、標的組織のみを選択して効果的に焼灼する。【解決手段】 互いにスライド可能な外筒シャフト2,中筒シャフト3および内筒シャフト4により、カテーテルシャフト1を構成する。外筒シャフト2の先端部2Aと内筒シャフト4の先端部4Aとの間に外バルーン5を設置し、中筒シャフト3の先端部3Aと内筒シャフト4の先端部4Aとの間に内バルーン6を設置する。外バルーン5は、低熱伝導性の気体で満たされる。内バルーン6の内部に満たされた充填液が、高周波通電用電極15に電力を供給することで、高周波加温される。外バルーン5は管腔臓器内での位置を保持すると共に内バルーン6の熱伝導を遮断し、内バルーン6の熱エネルギーは外バルーン5との密着部14を介して標的組織を選択的に焼灼する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
互いにスライド可能な外筒シャフト,中筒シャフトおよび内筒シャフトにより構成されるカテーテルシャフトと、
前記外筒シャフトの先端部と前記内筒シャフトの先端部との間に設置される外バルーンと、
前記中筒シャフトの先端部と前記内筒シャフトの先端部との間に設置され、前記外バルーンの内部に収容される内バルーンと、
前記内バルーンの内部に設置される電極および温度センサーと、
前記中筒シャフトと前記内筒シャフトとの間に形成され、前記内バルーンの内部に通じる送液路と、
前記外筒シャフトと前記中筒シャフトとの間に形成され、前記外バルーンと前記内バルーンとの間に通じる送気路と、
前記温度センサーのリード線を介して前記内バルーンの内部温度を測定しながら、前記電極に電力を供給する高周波発生器と、
前記送液路を介して前記内バルーンの内部に充填液を送る液体注入器と、
前記送液路を介して前記内バルーンの内部に振動波を伝える振動発生器と、
前記送気路を介して前記外バルーンと前記内バルーンとの間にガスを送るガス注入器とを備え、
拡張した前記内バルーンが拡張した前記外バルーンと部分的に密着可能な密着部を形成したことを特徴とするバルーンカテーテル。
IPC (2件):
FI (2件):
A61B17/39 310
, A61M25/00 410R
Fターム (15件):
4C160KK03
, 4C160KK12
, 4C160MM33
, 4C160MM43
, 4C160MM53
, 4C167BB28
, 4C167BB42
, 4C167BB62
, 4C167CC08
, 4C167CC20
, 4C167CC24
, 4C167CC26
, 4C167EE05
, 4C167GG02
, 4C167GG50
引用特許:
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