特許
J-GLOBAL ID:201303018951712404

13Cメチル基標識したタンパク質を合成する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 庄司 隆 ,  資延 由利子 ,  大杉 卓也 ,  曽我 亜紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-151942
公開番号(公開出願番号):特開2013-034475
出願日: 2012年07月06日
公開日(公表日): 2013年02月21日
要約:
【課題】大腸菌、酵母のタンパク質合成系等では、安定同位体を標識したタンパク質自体が合成できない又はリフォールディングしていない状態の安定同位体を標識したタンパク質が発現されることが多数報告されている。【解決手段】13C標識したα-ケトイソ吉草酸又はα-ケト酪酸を含む培地を用いて本発明の合成系でタンパク質を発現させたところ、他の合成系では困難であった立体構造を維持した13Cメチル基標識したバリン、ロイシン及び/又はイソロイシンを含むタンパク質を合成できることを新規に見出し、本発明を完成した。【選択図】なし
請求項(抜粋):
以下の工程を含む13Cメチル基標識したバリン、ロイシン及び/又はイソロイシンを含むタンパク質の合成方法: (1)ホルモンによって活性化される性質を有する転写因子をコードする遺伝子と、転写因子発現用プロモーターとが連結されてなる転写因子発現用DNA断片を宿主細胞に導入する第一形質転換体を作成する工程; (2)RNAを遺伝子とするウイルスに標的タンパク質をコードする遺伝子を挿入したウイルスベクターのcDNAと、該転写因子で転写誘導される転写誘導型プロモーターとが連結されてなる目的タンパク質発現用DNA断片を、該第一形質転換体に導入して第二形質転換体を作成する工程; (3)該第二形質転換体をα-ケトイソ吉草酸及び/又はα-ケト酪酸を含む培地で培養して、13C標識タンパク質を得る工程、ここで、該ホルモンは培養前及び/又は培養中に該培地に添加されている。
IPC (1件):
C12P 21/02
FI (1件):
C12P21/02 C
Fターム (10件):
4B024AA03 ,  4B024BA80 ,  4B024DA01 ,  4B024EA04 ,  4B024GA11 ,  4B064AG01 ,  4B064CA11 ,  4B064CA19 ,  4B064CD07 ,  4B064DA16
引用特許:
審査官引用 (1件)
引用文献:
前のページに戻る