特許
J-GLOBAL ID:201303019124198330

自動変速機用オイルポンプの制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 誠真IP特許業務法人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-121375
公開番号(公開出願番号):特開2013-245790
出願日: 2012年05月28日
公開日(公表日): 2013年12月09日
要約:
【課題】機械式オイルポンプおよび電動式オイルポンプの最適な規格の組み合わせから構成され、燃費性能に優れるとともに、極低温下においても変速機の変速操作を行うことが可能な自動変速機用オイルポンプの制御装置を提供すること。【解決手段】自動変速機用オイルポンプの制御装置(1)において、エンジン(10)の回転数に応じた流量のATオイルを吐出する機械式オイルポンプ(12)と、電動機(44)によって駆動され、そのポンプ回転数が制御可能に構成されている電動式オイルポンプ(42)と、を少なくとも備え、機械式オイルポンプをエンジンが中速回転数域の時の不足流量が0になるように構成し、電動式オイルポンプを極低温下における最大吐出量が、変速操作を行うのに最低限必要な油圧機器だけを作動させるのに必要な最少流量と、機械式オイルポンプのアイドル回転数域の時の吐出流量との差分に等しくなるように構成した。【選択図】図1
請求項(抜粋):
自動変速機用オイルポンプの制御装置において、 エンジンによって駆動され、前記エンジンの回転数に応じた流量のATオイルを吐出する機械式オイルポンプと、 電動機によって駆動され、そのポンプの回転数が制御可能に構成されている電動式オイルポンプと、 前記エンジンの回転数を検出するエンジン回転数検出手段と、 前記自動変速機が備える全ての油圧機器を作動させるのに必要なATオイルの必要流量を記憶する必要流量記憶手段と、 前記エンジン回転数検出手段にて検出されたエンジン回転数に基づいて、前記機械式オイルポンプから吐出される吐出流量を算出する第1流量算出手段と、 前記必要流量記憶手段に記憶されている必要流量と、前記第1流量算出手段によって算出された吐出流量との差分から、必要流量に対する不足流量を算出する第2流量算出手段と、 前記電動式オイルポンプから吐出されるATオイルの吐出流量が前記不足流量と等しくなるように、前記電動式オイルポンプの回転数を制御する吐出流量制御手段と、を備え、 前記機械式オイルポンプは、前記エンジンが中速回転数域の時の不足流量が0になるように構成され、 前記電動式オイルポンプは、極低温下における最大吐出量が、前記自動変速機が備える油圧機器の内、変速操作を行うのに最低限必要な油圧機器だけを作動させるのに必要な最少流量と、前記機械式オイルポンプのアイドル回転数域の時の吐出流量との差分に等しくなるように構成されていることを特徴とする自動変速機用オイルポンプの制御装置。
IPC (1件):
F16H 61/02
FI (1件):
F16H61/02
Fターム (10件):
3J552MA01 ,  3J552NA09 ,  3J552NB01 ,  3J552PA59 ,  3J552QA30C ,  3J552SA59 ,  3J552UA09 ,  3J552UA10 ,  3J552VA48W ,  3J552VC01W
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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