特許
J-GLOBAL ID:201303019883754809

酸素消費電極を用いるアルカリ金属塩化物の電気分解法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 田中 光雄 ,  山田 卓二 ,  森住 憲一 ,  梶田 真理奈
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-051418
公開番号(公開出願番号):特開2013-194321
出願日: 2013年03月14日
公開日(公表日): 2013年09月30日
要約:
【課題】 実施するのが簡単であり、および適合性が膜、電極および/または他の電解セルの成分への損傷を防止する、OCEを、有限ギャップ配置において、銀触媒を電気触媒物質としてOCEを有する電解セルの始動および運転停止のための適当な操作パラメーターで用いるクロルアルカリ電気分解のための向上した電気分解法を提供すること。【解決手段】 カソード側に銀触媒を有する有限ギャップ配置において電解セルの開始の際に、まず、塩素、場合により他のアニオンでの低汚染を有する水性アルカリ金属水酸化物溶液を導入することにより、およびアノード空間を陰極液循環の開始後のみに塩水で充填することにより;およびこれとは独立して、最初の工程において電解セルの運転停止の際に、電解電圧を切った後に、陽極液を濃縮し、次いで冷却し、次いで放出し、引き続きの工程において、陰極液を放出する。【選択図】なし
請求項(抜粋):
酸素消費電極を有し、好ましくは有限ギャップ配置に従って操作される電解セルを用いるクロルアルカリ電気分解のための方法であって、該電解セルは、アノードおよびアルカリ金属塩化物を含む陽極液を有する少なくとも1つのアノード空間、イオン交換膜、銀含有触媒を含む酸素消費電極をカソードとして有するカソード空間、および陰極液が流入する酸素消費電極および膜の間での電界質ギャップを有し、アノードおよびカソードの間での電解電圧の適用前に、体積流量および/またはギャップへ供給する陰極液の組成の調節を行って、カソードギャップから出るアルカリ金属水酸化物の水溶液を、多くとも1000ppm、好ましくは多くとも700ppm、より好ましくは多くとも500ppmの塩化物イオンの含有量とし、および電解電圧を、陽極液および酸素ガスのカソード空間への導入後に適用することを特徴とする、方法。
IPC (2件):
C25B 1/16 ,  C25B 15/00
FI (2件):
C25B1/16 ,  C25B15/00 303
Fターム (9件):
4K021AA03 ,  4K021AB01 ,  4K021BA01 ,  4K021BA03 ,  4K021BC05 ,  4K021BC06 ,  4K021CA10 ,  4K021DB16 ,  4K021DB53
引用特許:
出願人引用 (6件)
全件表示
審査官引用 (7件)
全件表示

前のページに戻る