特許
J-GLOBAL ID:201303022667343072

駆動力伝達制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 平田 忠雄 ,  野見山 孝 ,  伊藤 浩行
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-118931
公開番号(公開出願番号):特開2013-245733
出願日: 2012年05月24日
公開日(公表日): 2013年12月09日
要約:
【課題】クラッチを動作させるためのモータの消費電力を低減することが可能な駆動力伝達制御装置を提供する。【解決手段】駆動力伝達制御装置9は、ハウジング6とインナシャフト10との間に配置されたメインクラッチ7と、メインクラッチ7を押圧するカム推力P2を発生する第2のカム機構12と、第2のカム機構12を作動させるモータ5を制御する制御部92とを備え、第2のカム機構12における入力用のカム部材120及び出力用のカム部材121は、回転軸線Oの周方向に対して傾斜した傾斜面124b,127b、及び回転軸線Oの周方向に対して平行な平坦面124a,127aを有し、制御部92は、モータ5を第1の方向に回転させて出力用のカム部材121をメインクラッチ7側に移動させると共に、平坦面124aと平坦面127aとが当接しているとき、所定の条件の成立によってモータ5に第1の回転方向へのトルクを発生させる。【選択図】図6
請求項(抜粋):
車両の走行用の駆動源の駆動力によって回転する第1の回転部材と、 前記第1の回転部材にその回転軸線に沿って相対回転可能に配置された第2の回転部材と、 前記第1の回転部材と前記第2の回転部材との間に介在して配置され、前記第1の回転部材に対する相対回転が規制された第1のクラッチプレート及び前記第2の回転部材に対する相対回転が規制された第2のクラッチプレートを有し、前記第1の回転部材と前記第2の回転部材とを断続可能に連結するクラッチと、 第1のカム部材、及び前記クラッチとの間に前記第1のカム部材を挟んで前記第1のカム部材と向かい合う第2のカム部材を有するカム機構と、 前記第1のカム部材と前記第2のカム部材とを相対回転させるトルクを発生するモータと、 前記モータのトルク及び回転方向を制御する制御部とを備え、 前記モータは、第1の回転方向への回転によって前記第1のカム部材を前記クラッチ側の第1位置に移動させると共に、第2の回転方向への回転によって前記第1のカム部材を前記クラッチから後退した第2位置に移動させ、 前記第1のカム部材及び前記第2のカム部材は、前記回転軸線の周方向に対して傾斜した傾斜面と、前記回転軸線の周方向に対して平行な平坦面とを有し、 前記カム機構は、前記モータの前記第1の回転方向への回転に伴う前記傾斜面同士の摺動によって前記第1のカム部材が前記第1位置に移動し、前記モータの前記第1の回転方向へのさらなる回転によって前記平坦面同士が当接して前記第1のカム部材の前記第1位置からの移動が規制され、 前記制御部は、前記第1のカム部材及び前記第2のカム部材の前記平坦面同士が当接しているとき、所定の条件の成立によって前記モータに前記第1の回転方向へのトルクを発生させる 駆動力伝達制御装置。
IPC (2件):
F16D 48/06 ,  F16H 48/34
FI (2件):
F16D28/00 A ,  F16H48/30 201
Fターム (18件):
3J027FA34 ,  3J027FB04 ,  3J027HA05 ,  3J027HC22 ,  3J027HC23 ,  3J027HD02 ,  3J027HE01 ,  3J027HF41 ,  3J027HF45 ,  3J027HG03 ,  3J027HH01 ,  3J027HK03 ,  3J057AA02 ,  3J057BB04 ,  3J057CB09 ,  3J057GA17 ,  3J057GB36 ,  3J057JJ05
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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