特許

J-GLOBAL ID：201303023856555257

火花点火式内燃機関

発明者： 野村 佳洋 ,  小坂 英雅 ,  小池 誠 ,  脇坂 佳史 ,  堀田 義博 ,  中北 清己
出願人/特許権者： 株式会社豊田中央研究所
代理人 (1件)： 特許業務法人YKI国際特許事務所
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2012-080138
公開番号（公開出願番号）：特開2013-209920
出願日： 2012年03月30日
公開日（公表日）： 2013年10月10日
要約：

【課題】ノッキングの悪化を招くことなく熱効率を向上させる火花点火式内燃機関を提供する。【解決手段】燃焼室13を形成する母材30の、燃焼室13内に臨む壁面30a上に断熱用薄膜20が形成されており、断熱用薄膜20の、熱伝導率λ[W/(m・K)]、熱拡散率κ[mm2/s]、及び厚さL[μm]に関して、 16.7×λ≦L≦207.4×(κ)0.5が成立する。これによって、吸気行程におけるシリンダ内ガスの加熱量Q_intakeの増加によるノッキングの悪化を招くことなく、全行程においてシリンダ内ガスから燃焼室壁へ逃げる熱損失Q_totalを低減することができる。【選択図】図10

請求項（抜粋）：

燃焼室を形成する母材の少なくとも一部の、燃焼室内に臨む壁面に、断熱膜が形成され、燃焼室内の混合気に点火して該混合気を燃焼させる火花点火式内燃機関であって、 断熱膜の、熱伝導率λ[W/(m・K)]、熱拡散率κ[mm2/s]、及び厚さL[μm]に関して、 16.7×λ≦L≦207.4×(κ)0.5 が成立する、火花点火式内燃機関。

IPC (6件)：

F02B 77/11 ,  F02B 23/00 ,  F02F 3/10 ,  F02F 1/00 ,  F02F 1/24 ,  F02F 3/14

FI (6件)：

F02B77/11 A ,  F02B23/00 D ,  F02F3/10 Z ,  F02F1/00 G ,  F02F1/24 M ,  F02F3/14

Fターム (8件)：

3G023AA02 ,  3G023AA06 ,  3G023AB01 ,  3G023AE06 ,  3G024AA02 ,  3G024BA12 ,  3G024DA01 ,  3G024FA10

引用特許：

審査官引用 (3件)

• 特開平1-142246
  
• 特開平1-142246
  
• エンジン燃焼室構造
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2009-099132   出願人：トヨタ自動車株式会社