特許
J-GLOBAL ID:201303024558195376

摺動部材、クラッチプレートおよびそれらの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 小林 脩 ,  山本 喜一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-255398
公開番号(公開出願番号):特開2013-108145
出願日: 2011年11月22日
公開日(公表日): 2013年06月06日
要約:
【課題】冷却による素材の変形を抑制するとともに、表面に錆が発生しない摺動部材、クラッチプレートおよびそれらの製造方法を提供する。【解決手段】摺動部材は、鋼材からなる母材部110と、母材部110の表面側に20〜50μmの厚さに形成される窒素拡散層120と、窒素拡散層120の表面側に20〜50μmの厚さに形成され最表面をなす窒素化合物層130とを備える。この摺動部材における窒素化合物層130および窒素拡散層120は、鋼材からなる素材を660〜690°Cのアンモニア雰囲気にて加熱処理を行う加熱工程と、加熱工程の後に60〜80°Cの油温にて油冷を行う油冷工程と、油冷工程の後に表面側を加圧しながら250〜350°Cの温度にて焼き戻し処理を行う焼き戻し工程とにより形成する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
鋼材からなる母材部と、前記母材部の表面側に20〜50μmの厚さに形成される窒素拡散層と、前記窒素拡散層の表面側に20〜50μmの厚さに形成され最表面をなす窒素化合物層と、を備え、 鋼材からなる素材を660〜690°Cのアンモニア雰囲気にて加熱処理を行う加熱工程と、前記加熱工程の後に60〜80°Cの油温にて油冷を行う油冷工程と、前記油冷工程の後に前記表面側を加圧しながら250〜350°Cの温度にて焼き戻し処理を行う焼き戻し工程とにより、前記窒素化合物層および前記窒素拡散層を形成する摺動部材。
IPC (4件):
C23C 8/26 ,  C21D 1/06 ,  C21D 9/00 ,  F16D 13/64
FI (4件):
C23C8/26 ,  C21D1/06 A ,  C21D9/00 A ,  F16D13/64 Z
Fターム (18件):
3J056AA60 ,  3J056BA01 ,  3J056BC02 ,  3J056BE09 ,  3J056EA16 ,  3J056EA23 ,  3J056FA09 ,  3J056GA02 ,  4K028AA02 ,  4K028AB01 ,  4K028AB06 ,  4K042AA25 ,  4K042BA10 ,  4K042DA01 ,  4K042DA02 ,  4K042DA06 ,  4K042DC04 ,  4K042DD02
引用特許:
審査官引用 (1件)

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