特許
J-GLOBAL ID:201303024944130939

巻線フッキング装置および巻線フッキング方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 服部 雅紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-064857
公開番号(公開出願番号):特開2013-198344
出願日: 2012年03月22日
公開日(公表日): 2013年09月30日
要約:
【課題】 回転電機の巻線のフッキングにおいて、巻始め部と巻終り部とが交差した状態で潰されることによる断線等の不具合の発生を防止する巻線フッキング装置、及び巻線フッキング方法を提供する。【解決手段】 巻線2の巻始め部21と巻終り部23とは、モータ回転子のコンミテータ16の外壁161に設けられる爪17にフッキングされるとき、巻線ガイド3の案内段部33を境として、コンミテータ16の軸方向に互いに離間するように保持される。この状態で、加締め手段4が前進し、外面172を押圧して爪17を加締める。これにより、巻始め部21と巻終り部23とは、コンミテータ16の軸方向に互いに離間した状態で固定される。したがって、巻始め部21と巻終り部23とが交差した状態で加締められることを回避することができ、よって、断線等の不具合の発生を防止することができる。【選択図】図12
請求項(抜粋):
巻線(2)が巻回されるコア(11)、及び前記コアの軸方向端部に設けられるコンミテータ(16)を備える回転電機の製造に用いられ、前記コンミテータの外壁(161)と当該外壁から径外方向に突出する爪(17)との間に前記巻線の巻始め部(21)および巻終り部(23)をフッキングした後、前記爪を前記コンミテータの外壁に向けて加締める巻線フッキング装置であって、 前記コンミテータの前記爪に対し径外方向から前進又は後退可能に設けられ、前記爪の前記コンミテータの外壁との間の内根元部(171)を前記コンミテータの軸方向の範囲に含みつつ前記爪の外面(172)に対向する前端面(31)、前記前端面の後方で前記爪の外面に対向し前記巻終り部を後方から案内する後方案内面(32)、前記前端面と前記後方案内面とを接続し前記コンミテータの軸方向に前記巻終り部を前記巻始め部と離間させるように案内する案内段部(33)、及び、前記前端面の反対側の後端面(36)から前記前端面に貫通し前記前端面側の開口に前記爪を収容可能な貫通孔(34)を有する巻線ガイド(3)と、 前記巻線ガイドの前記貫通孔に前進後退可能に挿入され、前記巻線ガイドが前進した状態でさらに前進し前記爪を加締める加締め手段(4)と、 前記爪の前記内根元部にフッキングされた前記巻始め部を押さえて保持する線押え手段(6)と、 を備えることを特徴とする巻線フッキング装置(9)。
IPC (2件):
H02K 15/02 ,  H02K 13/00
FI (2件):
H02K15/02 P ,  H02K13/00 D
Fターム (15件):
5H613AA01 ,  5H613BB04 ,  5H613GA05 ,  5H613KK02 ,  5H613PP05 ,  5H613PP07 ,  5H615AA01 ,  5H615BB01 ,  5H615BB02 ,  5H615BB04 ,  5H615PP02 ,  5H615PP26 ,  5H615QQ02 ,  5H615SS04 ,  5H615SS15
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (1件)

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