高耐久性PVDF多孔質膜及びその製造方法、並びに、これを用いた洗浄方法及び濾過方法

発明者： , , ,
出願人/特許権者：
代理人 (3件)：稲葉良幸 , 大貫敏史 , 内藤和彦
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2012-282455
公開番号（公開出願番号）：特開2013-075294
出願日： 2012年12月26日
公開日（公表日）： 2013年04月25日
要約：

【課題】本発明は、高い透水性能及び従来の高分子多孔質膜では実現が困難であった洗浄薬品等に対する高い薬品耐性を有し、長期間の使用を可能とする、PVDF多孔質膜及びその製造方法等を提供する。【解決手段】すなわち、多孔質膜中のPVDF樹脂の結晶化度が、50%以上、90%以下であり、多孔質膜中のPVDF樹脂の結晶化度に膜の比表面積を乗じた値が、300(%・m2/g)以上、2000(%・m2/g)以下である多孔質膜を提供する。また、PVDF樹脂を主成分とする疎水性高分子成分、親水性高分子成分、並びに、疎水性及び親水性高分子成分の共通溶媒を少なくとも含有する製膜原液を、成型用ノズルから押し出し、水を主成分とする溶液中で凝固させて、PVDF樹脂を主成分とする多孔質膜を製造する、多孔質膜の製造方法であって、親水性高分子成分として、重量平均分子量が2万以上、15万以下のポリエチレングリコールを用いる、多孔質膜の製造方法を提供する。【選択図】図1

請求項（抜粋）：

PVDF樹脂を主成分とする高分子成分を含む多孔質膜であって、前記PVDF樹脂の結晶化度が、50%以上、90%以下であり、前記PVDF樹脂の結晶化度に膜の比表面積を乗じた値が、300(%・m2/g)以上、2000(%・m2/g)以下である、多孔質膜。

IPC (7件)：

B01D 71/34 , B01D 69/08 , B01D 71/52 , D01F 6/00 , D01F 6/12 , D01F 6/48 , C08J 9/28

FI (8件)：

B01D71/34 , B01D69/08 , B01D71/52 , D01F6/00 B , D01F6/12 Z , D01F6/48 C , C08J9/28 101 , C08J9/28

Fターム (43件)：

4D006GA02 , 4D006HA01 , 4D006KC16 , 4D006KD17 , 4D006MA01 , 4D006MA25 , 4D006MA28 , 4D006MB02 , 4D006MB11 , 4D006MB16 , 4D006MB20 , 4D006MC29X , 4D006MC45X , 4D006MC84 , 4D006MC85 , 4D006MC86 , 4D006MC88 , 4D006NA04 , 4D006NA10 , 4D006NA18 , 4D006NA63 , 4D006PA01 , 4D006PB02 , 4D006PB03 , 4D006PB04 , 4D006PB08 , 4F074AA38 , 4F074AA76 , 4F074AA98 , 4F074AB00 , 4F074AB01 , 4F074CB17 , 4F074CB43 , 4F074DA44 , 4L035AA04 , 4L035AA09 , 4L035BB04 , 4L035BB11 , 4L035BB16 , 4L035BB66 , 4L035DD03 , 4L035DD07 , 4L035FF01

引用特許：

出願人引用 (8件)

多孔質膜の製造方法
公報種別：公開公報出願番号：特願2004-118268 出願人：三菱レイヨン株式会社
多孔質中空糸膜の製造方法及び製造装置
公報種別：公開公報出願番号：特願2002-186637 出願人：三菱レイヨン株式会社
特開昭58-093734

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審査官引用 (8件)

多孔質膜の製造方法
公報種別：公開公報出願番号：特願2004-118268 出願人：三菱レイヨン株式会社
多孔質中空糸膜の製造方法及び製造装置
公報種別：公開公報出願番号：特願2002-186637 出願人：三菱レイヨン株式会社
特開昭58-093734

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