特許
J-GLOBAL ID:201303027666655412

汚染土壌の浄化方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 居藤 洋之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-152238
公開番号(公開出願番号):特開2013-017937
出願日: 2011年07月08日
公開日(公表日): 2013年01月31日
要約:
【課題】簡単かつ効率的な構成によって汚染土壌の浄化処理全体に掛かる時間、手間およびコストを低減することができる汚染土壌の浄化方法を提供する。【解決手段】汚染土壌の浄化方法は、第1工程から第5工程で構成されている。第1工程は、汚染土壌PSを含む浄化対象領域CEを特定する。第2工程は、浄化対象領域CEの周囲に複数の揚水井戸101を造設する。第3工程は、汚染土壌PSに好気性微生物を加えながら撹拌する。第4工程は、散水管117と給水井戸118からなる給水設備を浄化対象領域CE内に造設する。第5工程は、汚染土壌PSを浄化する。この場合、揚水井戸101は、汚染地下水PWを汲み上げて地下水処理装置110に導入する。地下水処理装置110は、オゾンを用いて汚染地下水PWを化学分解処理するとともに溶存酸素量を増加させた高濃度酸素水DOWを生成する。給水ポンプ118は、高濃度酸素水DOWを浄化対象領域CEに給水する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
有機物で汚染された汚染土壌を好気性微生物の代謝によって浄化する汚染土壌の浄化方法であって、 前記汚染土壌を含む浄化対象領域から前記有機物で汚染された汚染地下水を汲み上げるために前記浄化対象領域の周囲に複数の揚水井戸を造設する揚水井戸造設工程と、 前記揚水井戸から前記汚染地下水を汲み上げる揚水工程と、 前記揚水工程で汲み上げた前記汚染地下水に含まれる前記有機物をオゾンで分解処理するとともに同分解処理によって生じた酸素により前記汚染地下水に含まれる酸素量を増加させて高濃度酸素水を生成する浄化工程と、 前記浄化工程にて生成した前記高濃度酸素水を前記浄化対象領域に供給する給水工程とを含むことを特徴とする汚染土壌の浄化方法。
IPC (2件):
B09C 1/10 ,  C02F 1/78
FI (2件):
B09B3/00 E ,  C02F1/78
Fターム (17件):
4D004AA41 ,  4D004AB06 ,  4D004AB10 ,  4D004AC07 ,  4D004CA15 ,  4D004CA19 ,  4D004CB21 ,  4D004CC01 ,  4D004CC03 ,  4D004CC07 ,  4D050AA20 ,  4D050AB12 ,  4D050AB45 ,  4D050BB02 ,  4D050BC04 ,  4D050BD02 ,  4D050BD08
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 地下汚染修復方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2003-199851   出願人:住友金属鉱山株式会社
  • 汚染土壌の浄化方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-293270   出願人:株式会社熊谷組, 水道機工株式会社, 株式会社住友海上リスク総合研究所

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