特許
J-GLOBAL ID:201303028354157365

複合型吸収式ヒートポンプ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大川 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-121572
公開番号(公開出願番号):特開2013-245902
出願日: 2012年05月29日
公開日(公表日): 2013年12月09日
要約:
【課題】吸収式ヒートポンプを用いてエンジン排熱の回収効率を向上させ得る複合型吸収式ヒートポンプ装置を提供すること。【解決手段】吸収式ヒートポンプに排熱回収部(20、81)と冷却部(25、26、71)とを設け、排熱回収部においては、吸収式ヒートポンプの吸収器6で生じた吸収液と希釈剤との混液をエンジン72の排ガスによって加熱することで排ガスの顕熱を回収するとともに、排ガスに含まれる水蒸気を凝縮させて潜熱(凝縮熱)を回収する。さらに、冷却部においては、水蒸気が凝縮されてなる凝縮水を、吸収式ヒートポンプで希釈剤を凝縮させるための冷却器7に供給し蒸発させることで潜熱(気化熱)を放熱する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
エンジンの排ガスが流通する排ガス流路部と、 吸収液と希釈剤との混液を前記排ガスにより加熱する再生部を持ち、前記再生部において加熱された前記混液を気相状の前記希釈剤と液相状の前記吸収液とに分離する再生器と、 クーラントが流通する冷却経路を持ち、前記再生器で得られた気相状の前記希釈剤と前記クーラントとを熱交換させることで前記希釈剤を凝縮させて液相状の前記希釈剤を得る凝縮器と、 前記凝縮器で得られた液相状の前記希釈剤を蒸発させて気相状の前記希釈剤を得る蒸発器と、 前記再生器で得られた液相状の前記吸収液と前記蒸発器で得られた気相状の前記希釈剤とを接触させることにより、前記吸収液に前記希釈剤を吸収させて前記混液を得るとともに得られた前記混液を前記再生器に供給する吸収器と、 前記冷却経路に流通する前記クーラントと外気とを熱交換させることで前記クーラントを冷却する冷却器と、を持ち、 前記再生部は、 前記排ガス流路部に連絡し前記排ガスが流入する交換部と、前記交換部と熱的に接続され前記混液が流通する混液流路部と、を持ち、前記排ガスと前記混液とを熱交換させることにより前記混液を加熱するとともに前記排ガスに含まれる水蒸気を凝縮させて凝縮水を得る排熱回収部と、 前記排熱回収部で得られた前記凝縮水を前記冷却器にて蒸発させる冷却部と、を持つ複合型吸収式ヒートポンプ装置。
IPC (1件):
F25B 27/02
FI (1件):
F25B27/02 K
引用特許:
出願人引用 (10件)
  • 燃料電池排熱利用システムとその制御方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-104127   出願人:日本電信電話株式会社, 株式会社日立製作所
  • 熱交換装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-270818   出願人:株式会社デンソー
  • 特開昭63-302267
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審査官引用 (10件)
  • 燃料電池排熱利用システムとその制御方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-104127   出願人:日本電信電話株式会社, 株式会社日立製作所
  • 熱交換装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-270818   出願人:株式会社デンソー
  • 特開昭63-302267
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