特許
J-GLOBAL ID:201303029925548193

ロータリ燃焼機関、ハイブリッドロータリ燃焼機関及びこれらを具備した機械装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-218058
特許番号:特許第5218929号
出願日: 2012年09月11日
要約:
【課題】複雑なクランク機構を用いることなく、簡単な構造で、部品点数も少なく、しかも、高性能で低コスト生産が可能であり、且つ、信頼性が高いロータリ燃焼機関、ハイブリッドロータリ燃焼機関及びこれらを具備した機械装置を提供するものである。 【解決手段】 超臨界流体生成部兼燃焼器500で高温燃焼ガスと超臨界流体とを生成し、ロータリ膨張機100で高温燃焼ガスと超臨界流体とを膨張させて動力を出力軸に発生させ、ロータリ膨張機から排出された低温低圧蒸気を冷却器12で冷却液化して低温低圧作動流体を生成し、低温低圧作動流体をロータリポンプで加圧して超臨界流体生成部兼燃焼器500の超臨界流体生成部550に圧送することにより高温高圧の超臨界流体を生成することで、ロータリ燃焼機関、ハイブリッドロータリ燃焼機関及びこれらを具備した機械装置の構造簡略化と小型高性能化を図っている。 【選択図】図1A
請求項(抜粋):
【請求項1】作動媒体を加圧して高圧作動媒体を生成するロータリポンプと、 吸入空気を圧縮して圧縮空気を生成するロータリコンプレッサと、 前記ロータリポンプと前記ロータリコンプレッサとに駆動連結されていて、前記圧縮空気と燃料との混合気を燃焼させて高温高圧燃焼ガスを生成するとともに前記高温高圧燃焼ガスの熱エネルギーの一部で前記高圧作動媒体から超臨界流体を生成する超臨界流体生成部兼燃焼器と、 前記高温高圧燃焼ガスと前記超臨界流体とを膨張させて動力を発生させるロータリ膨張機とを備えたロータリ燃焼機関であって、 前記ロータリ膨張機が、第1及び第2スリーブ部締結用クラッチをそれぞれ具備した第1及び第2端面壁部を有するエンジンハウジングと、 前記エンジンハウジングに形成されている環状作動室と、 前記環状作動室の軸方向中間部に配置されたクラッチ係合部を備えた出力軸と、 前記環状作動室に回転可能に収納されるとともに第1及び第2ボス部と、前記第1及び第2ボス部から軸方向外側に伸びていて前記第1及び第2スリーブ部締結用クラッチにより第1及び第2回転方向との間で前記第1及び端面壁部に対してロック状態とアンロック状態とに切り替えられる第1及び第2スリーブ部とを有する第1及び第2ロータリピストンと、 前記クラッチ係合部と前記第1及び第2ボス部との間で前記第1及び第2ボス部それぞれを前記第2回転方向と前記第1回転方向との間で前記クラッチ係合部に対してロック状態とアンロック状態とに切り替える第1及び第2ボス部締結用クラッチと、 を備えることを特徴とするロータリ燃焼機関。
IPC (2件):
F02B 53/00 ( 200 6.01) ,  F02B 53/08 ( 200 6.01)
FI (2件):
F02B 53/00 C ,  F02B 53/08 C
引用特許:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (6件)
  • 特開昭52-006810
  • ガスタービンエンジンシステム
    公報種別:公表公報   出願番号:特願2003-574968   出願人:ニュートン・プロパルション・テクノロジーズ・リミテッド
  • 特開昭55-161944
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