特許
J-GLOBAL ID:201303030105287580

微粉末セラミックス衝撃焼結被覆法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 政治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-166198
公開番号(公開出願番号):特開2013-237935
出願日: 2013年08月09日
公開日(公表日): 2013年11月28日
要約:
【課題】セラミックス粉末を使用して衝撃焼結被覆によりセラミックス皮膜を製造する場合、プラズマ溶射は、フレーム温度が15000°Cから30000°Cにもなる。また従来のフレーム溶射はフレーム温度が2200°Cから3400°Cになり粉末が容易に溶融し、また昇華、分解することにより、溶射粉末と異なる変態した皮膜、組成が変わる皮膜となる。低温で衝撃焼結被覆をすることにより要求を満足する機能性を有する優れた皮膜を得る安価な方法を提供する。【解決手段】従来のフレーム溶射と異なり、ガンの燃焼室の後に、粉末と燃焼ガスを供給ノズルからフレームの軸に向けて燃焼ガスとスラリー状微粉末を噴射し、燃焼室に導入の酸素量と供給ノズルから導入する燃焼ガスとの容量を調整してフレーム中に存在するセラミックス微粉末の温度を制御し、また燃焼生成ガスにより加速して、衝撃焼結被覆をし、要求機能特性と密着性を有する皮膜を形成したことを特徴とする。【選択図】なし
請求項(抜粋):
溶射によって基材の表面にセラミックス被膜を形成する、セラミック被膜の形成方法であって、 混合ガスを燃焼室で燃焼してフレームを発生させる工程と、 溶媒としてアルコール類を用意し、この溶媒に平均粒径が0.1〜5μmのセラミックス粉末を分散させてスラリーを得る工程と、 燃焼ガスとして、アセチレン、メタン、エタン、ブタン、プロパンまたはプロピレンを用意し、この燃焼ガスと前記スラリーとを前記フレームの内部に噴射する工程と、 を備え、 前記セラミックス粉末がBeO、MgO、CaO、SrO、BaO、ZnO、CdO、Al2O3、Ga2O3、In2O3、Sc2O3、Y2O3、La2O3、SiO2、GeO2、SnO2、TiO2、ZrO2、Hf2O3、ThO2、V2O3、Nb2O3、Ta2O3、Cr2O3、MoO3、WO3、UO3、Fe2O3、Fe3O4、NiOおよび希土類La2O3、CeO2、Ce2O3、Nd2O3、Sm2O3、Eu2O3、Gd2O3、Dy2O3、Yb2O3のいずれかであり、 燃料に対する酸素量を理論酸素量よりも多くし、混合ガス中の燃料を燃焼させ、さらに前記溶媒および前記燃焼ガスを燃焼させることによって前記フレームを高温にして前記セラミックス粉末を加熱し、このセラミックス粉末を噴射して前記基材の表面にセラミックス被膜を形成する、セラミックス被膜の形成方法。
IPC (2件):
C23C 4/12 ,  C23C 4/10
FI (2件):
C23C4/12 ,  C23C4/10
Fターム (8件):
4K031CB42 ,  4K031CB43 ,  4K031CB44 ,  4K031CB45 ,  4K031CB46 ,  4K031DA01 ,  4K031EA07 ,  4K031EA10
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • スラリー状微粉末供給方法及び装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2003-169273   出願人:株式会社ウィティコジャパン, 有限会社マツガヤ工業, 株式会社フジミインコーポレーテッド

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