特許
J-GLOBAL ID:201303030147092746
送血流量制御装置および体外循環装置
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (3件):
木村 満
, 末次 渉
, 毛受 隆典
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-053829
公開番号(公開出願番号):特開2013-184011
出願日: 2012年03月09日
公開日(公表日): 2013年09月19日
要約:
【課題】流量計を必要とせずに、良好な応答特性で送血流量を制御可能な送血流量制御装置および体外循環装置を提供する。【解決手段】送血流量制御装置2は、生体10に接続される体外循環装置1の送血流量を制御する装置であり、体外循環装置1の遠心ポンプ40の回転数を検出する回転数検出手段41と、遠心ポンプ40の入口圧力及び出口圧力をそれぞれ検出する入口圧力検出手段81及び出口圧力検出手段82と、血液循環回路20の流路の断面積を調節して生体に送る血液の流量を調整する流量調整手段60と、流量調整手段60を制御する制御手段90とを備える。【選択図】図1
請求項(抜粋):
生体に接続される体外循環装置に用いる送血流量制御装置において、
前記体外循環装置は、血液循環回路を介して血液を循環させる遠心ポンプを備え、
前記送血流量制御装置は、前記遠心ポンプの回転数を検出する回転数検出手段と、
前記遠心ポンプの入口圧力及び出口圧力をそれぞれ検出する入口圧力検出手段及び出口圧力検出手段と、
前記血液循環回路の流路の断面積を調節して生体に送る血液の流量を調整する流量調整手段と、
前記流量調整手段を制御する制御手段と、を備え、
前記流量調整手段が前記遠心ポンプの下流に設置され、
前記制御手段が入力部、記憶部、演算部及び出力部を有し、
前記入力部に操作者から所望の目標送血流量、前記入口圧力検出手段及び前記出口圧力検出手段で検出された入口圧力検出値及び出口圧力検出値、前記回転数検出手段で検出された前記遠心ポンプの検出回転数、並びに、前記入口圧力検出値、前記出口圧力検出値及び前記検出回転数から前記血液循環回路を流れる血液の推定血液流量を算出する推定血液流量演算式が入力され、
前記記憶部が前記目標送血流量、前記入口圧力検出値、前記出口圧力検出値、前記検出回転数、前記推定血液流量演算式を記憶し、
前記演算部が、前記出口圧力検出値から前記入口圧力検出値を引いて差圧を演算し、前記差圧及び前記検出回転数から前記推定血液流量演算式を用いて前記推定血液流量を演算するとともに、前記目標送血流量から前記推定血液流量を引いた流量差を演算し、
前記出力部が、前記流量差が負の値の場合に前記流路の断面積を減少させる制御信号を前記流量調整手段へ出力し、前記流量差が正の値の場合に前記流路の断面積を増加させる制御信号を前記流量調整手段へ出力し、前記推定血液流量が負の値の場合に前記流路の断面積をゼロにする制御信号を前記流量調整手段に出力する、
ことを特徴とする送血流量制御装置。
IPC (2件):
FI (2件):
A61M1/14 580
, A61M1/10 535
Fターム (9件):
4C077AA02
, 4C077BB06
, 4C077DD08
, 4C077HH03
, 4C077HH09
, 4C077HH15
, 4C077JJ03
, 4C077JJ08
, 4C077JJ16
引用特許:
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