特許
J-GLOBAL ID:201303031938356719

揮発性有機化合物を含有する排ガスの処理装置および処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤岡 徹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-027546
公開番号(公開出願番号):特開2013-163156
出願日: 2012年02月10日
公開日(公表日): 2013年08月22日
要約:
【課題】プロセスのコストを下げ、かつ脱離ガス中の揮発性有機化合物ガスが爆発する危険性のない、安全な処理装置および処理方法を提供する。【解決手段】揮発性有機化合物を吸着する吸着剤を収納し、吸着状態と脱離状態とで作動可能な吸着塔A、Bと、脱離状態の吸着塔Bからの脱離ガス中の揮発性有機化合物を酸化分解して、分解済パージガスを排出する酸化分解装置5と、該脱離状態の吸着塔Bに供給されるパージガスの少なくとも一部を、昇温している上記分解済パージガスとの熱交換により加熱する熱交換器4と、上記脱離ガス中の揮発性有機化合物濃度を計測する濃度計6と、該揮発性有機化合物濃度が上記脱離ガスの所定の爆発濃度範囲の下限値より低くなるように、上記濃度計6により計測された揮発性有機化合物濃度に基づき、上記脱離状態の吸着塔内の雰囲気温度である脱離温度を制御する脱離温度制御装置7とを有している。【選択図】図1
請求項(抜粋):
揮発性有機化合物を含有する排ガスの処理装置であって、 揮発性有機化合物を吸着する吸着剤を収納し、上記排ガスを受け入れ、該排ガス中の揮発性有機化合物を上記吸着剤により吸着除去して清浄排ガスを排出する吸着状態と、パージガスを受け入れ、上記吸着剤に吸着された揮発性有機化合物を該パージガスにより脱離して、揮発性有機化合物を含有するパージガスである脱離ガスを排出する脱離状態とで作動可能な吸着塔と、 脱離状態の吸着塔から上記脱離ガスを受け入れ、脱離ガス中の揮発性有機化合物を酸化分解して、分解済パージガスを排出する酸化分解装置と、 該酸化分解装置で酸化分解されて昇温した上記分解済パージガスを受け入れ、上記脱離状態の吸着塔に供給されるパージガスの少なくとも一部を、昇温している上記分解済パージガスとの熱交換により加熱する熱交換器と、 上記脱離状態の吸着塔から排出される脱離ガス中の揮発性有機化合物濃度を計測する濃度計と、 該揮発性有機化合物濃度が上記脱離ガスの所定の爆発濃度範囲の下限値より低くなるように、上記濃度計により計測された揮発性有機化合物濃度に基づき、上記脱離状態の吸着塔内の雰囲気温度である脱離温度を制御する脱離温度制御装置とを有する揮発性有機化合物を含有する排ガスの処理装置。
IPC (3件):
B01D 53/44 ,  B01D 53/81 ,  B01D 53/04
FI (4件):
B01D53/34 117A ,  B01D53/04 G ,  B01D53/04 F ,  B01D53/04 C
Fターム (27件):
4D002AA40 ,  4D002AB03 ,  4D002BA04 ,  4D002CA07 ,  4D002DA41 ,  4D002DA45 ,  4D002DA46 ,  4D002EA08 ,  4D002FA10 ,  4D002GA03 ,  4D002GB03 ,  4D002GB11 ,  4D002HA08 ,  4D012BA02 ,  4D012BA03 ,  4D012CA11 ,  4D012CA12 ,  4D012CB09 ,  4D012CB10 ,  4D012CB16 ,  4D012CD01 ,  4D012CD05 ,  4D012CE01 ,  4D012CF04 ,  4D012CF08 ,  4D012CG01 ,  4D012CK01
引用特許:
出願人引用 (9件)
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審査官引用 (11件)
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