特許
J-GLOBAL ID:201303032750770441
燃料電池用樹脂枠付き電解質膜・電極構造体の製造方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (6件):
千葉 剛宏
, 宮寺 利幸
, 大内 秀治
, 仲宗根 康晴
, 坂井 志郎
, 山野 明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-280701
公開番号(公開出願番号):特開2013-131417
出願日: 2011年12月22日
公開日(公表日): 2013年07月04日
要約:
【課題】簡単な工程で、段差MEAを構成する固体高分子電解質膜の外周を周回して樹脂製枠部材を強固且つ容易に接合することを可能にする。【解決手段】樹脂枠付き電解質膜・電極構造体10の製造方法では、樹脂製枠部材24の内周突部24aには、内側壁部24bの近傍に位置して接着層26を構成する第1接着剤26aが塗布される。そして、第1接着剤26aが半硬化状態に至った後、樹脂製枠部材24の内周突部24aには、第1接着剤26aの塗布範囲以外の範囲に第2接着剤26bが塗布される。さらに、第1接着剤26a及び第2接着剤26bにより、固体高分子電解質膜18と内周突部24aとが接合される。【選択図】図5
請求項(抜粋):
固体高分子電解質膜の一方の面に、第1触媒層及び第1ガス拡散層を有する第1電極が配設され、且つ前記固体高分子電解質膜の他方の面に、第2触媒層及び第2ガス拡散層を有する第2電極が配設されるとともに、前記第1ガス拡散層の平面寸法は、前記第2ガス拡散層の平面寸法よりも大きな寸法に設定される電解質膜・電極構造体と、
前記固体高分子電解質膜の外周を周回し、前記第2ガス拡散層側に突出する薄肉状の内周突部と、前記内周突部の基端部を構成し、前記第1ガス拡散層の外周端部に対向する内側壁部とが設けられる樹脂製枠部材と、
を備える燃料電池用樹脂枠付き電解質膜・電極構造体の製造方法であって、
前記第2ガス拡散層の外周を周回して前記固体高分子電解質膜と前記樹脂製枠部材の前記内周突部とを、接着層により接合する第1の工程と、
を有し、
前記第1の工程は、前記樹脂製枠部材の前記内周突部に、前記内側壁部の近傍に位置して第1接着剤を塗布する工程と、
前記第1接着剤が半硬化した後、前記内周突部に、前記第1接着剤の塗布範囲以外の範囲に第2接着剤を塗布し、前記第1接着剤及び前記第2接着剤により、前記固体高分子電解質膜の外周縁部と前記樹脂製枠部材の前記内周突部とを接合する工程と、
を有することを特徴とする燃料電池用樹脂枠付き電解質膜・電極構造体の製造方法。
IPC (3件):
H01M 8/02
, H01M 8/10
, H01M 4/86
FI (3件):
H01M8/02 E
, H01M8/10
, H01M4/86 M
Fターム (12件):
5H018AA06
, 5H018DD10
, 5H026AA06
, 5H026BB01
, 5H026BB03
, 5H026BB04
, 5H026CC03
, 5H026CC05
, 5H026CC08
, 5H026CX07
, 5H026EE18
, 5H026HH03
引用特許:
審査官引用 (2件)
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電解質膜-電極接合体
公報種別:公開公報
出願番号:特願2005-252644
出願人:日産自動車株式会社
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半導体素子基板の製造方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願2010-025180
出願人:セイコーエプソン株式会社
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