特許
J-GLOBAL ID:201303033599816546

音源分離装置とその方法とプログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 中尾 直樹 ,  中村 幸雄 ,  義村 宗洋
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-193517
公開番号(公開出願番号):特開2013-054258
出願日: 2011年09月06日
公開日(公表日): 2013年03月21日
要約:
【課題】入力信号に含まれる加法性雑音を効果的に抑圧する音源分離装置を提供する。【解決手段】多チャネル観測信号y(t)の各時間周波数ビンを特徴付ける特徴ベクトルψ(t)をN個の目的音源と加法性雑音とに各々起因するN+1個の成分に分類し、各目的音源と加法性雑音に関する事後確率を最尤推定する。そして、n番目の目的信号の共分散行列^Rxnxnと観測信号に含まれる多チャネル観測信号y(t)の共分散行列^Ryyを計算してn番目の目的信号の共分散行列^Rxnxnと多チャネル観測信号y(t)の共分散行列^Ryyとから、観測信号に含まれるn番目の目的信号以外の不要成分を求めて目的信号を回復する一般化多チャネルウィナーフィルタwn(β)を計算する。最後に、多チャネル観測信号y(t)と一般化多チャネルウィナーフィルタwn(β)と各目的音源に関する事後確率とから、n番目の目的信号の推定値^〜Sn(β)を出力する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
多チャネル観測信号の各時間周波数ビンを特徴付ける特徴ベクトルを、複素領域の観測信号をそのノルムで正規化して計算する特徴ベクトル計算部と、 上記特徴ベクトルを入力として、当該特徴量ベクトルをN個の目的音源と加法性雑音とに各々起因するN+1個の成分に分類し、各目的音源と加法性雑音に関する事後確率を最尤推定する音声・雑音存在確率計算部と、 上記各目的音源の目的信号についての事後確率と加法性雑音についての事後確率と、上記多チャネル観測信号とを入力として、n番目の目的信号の共分散行列と観測信号に含まれる多チャネル観測信号の共分散行列を計算する音声・雑音特徴計算部と、 上記n番目の目的信号の共分散行列と、上記多チャネル観測信号の共分散行列を入力として、観測信号に含まれるn番目の目的信号以外の不要成分を求め、上記目的信号を回復する一般化多チャネルウィナーフィルタを計算する音声推定用フィルタ計算部と、 上記多チャネル観測信号と上記一般化多チャネルウィナーフィルタと上記各目的音源に関する事後確率とを入力として、n番目の目的信号の推定値を出力する多チャネルフィルタリング部と、 を具備する音源分離装置。
IPC (3件):
G10L 21/028 ,  G10L 21/027 ,  G10L 21/023
FI (3件):
G10L21/02 201D ,  G10L21/02 202B ,  G10L21/02 101B
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (1件)
引用文献:
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