特許
J-GLOBAL ID:201303035262540444

動画像の予測画像生成方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井上 学
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-083481
公開番号(公開出願番号):特開2013-158049
出願日: 2013年04月12日
公開日(公表日): 2013年08月15日
要約:
【課題】 輝度または色差の強度値が整数に量子化される画像符号化方法において、動き補償において行われる共1次内挿の処理によって発生する丸め込み誤差の蓄積を防ぐ方法を提供する。【解決手段】 片方向の動き補償予測を行うPフレームに関し、整数に0.5を加えた値を切り上げるP+フレーム503、507と、整数に0.5を加えた値を切り捨てるP-フレーム505、509の2種類を用意する。【選択図】 図5
請求項(抜粋):
色差プレーンと輝度プレーンとからなる動画像が符号化された符号化データを用いて予測画像を生成する予測画像生成方法であって、 動画像の符号化情報を受け取る第1のステップと、 前記符号化情報に含まれる動きベクトル情報と、過去に生成した復号画像とを用いて、動き補償を行い、予測画像を生成する第2のステップと、を有し、 前記第2のステップでは、前記色差プレーンに対しプラスの丸め込み方法を用いて動き補償を行う場合と、マイナスの丸め込み方法を用いて動き補償を行う場合とを有し、 前記プラスの丸め込み方法とは、 前記動画像を構成する画素の強度Laを有する第1の画素と、前記第1の画素と水平方向に隣接し強度Lbを有する第2の画素と、前記第1の画素と垂直方向に隣接し強度Lcを有する第3の画素と、前記第2の画素と垂直方向に隣接し、かつ前記第3の画素と水平方向に隣接し強度Ldを有する第4の画素とから、画素の存在しない前記第1の画素と前記第2の画素の中間点における強度Ibと、前記第1の画素と前記第3の画素との中間点における強度Icと、前記第1と第2と第3と第4の画素とに囲まれた前記第1、第2、第3、および第4の画素から等距離にある点における強度Idとを求める際に、 Ib=[(La+Lb+1)/2]、Ic=[(La+Lc+1)/2]、Id=[(La+Lb+Lc+Ld+2)/4] を用いる丸め込み方法であり、 前記マイナスの丸め込み方法とは、 Ib=[(La+Lb)/2]、Ic=[(La+Lc)/2]、Id=[(La+Lb+Lc+Ld+1)/4] をもちいる丸め込み方法であり、 前記予測画像がPフレームの場合には、プラスの丸め込み方法またはマイナスの丸め込み方法のいずれか一方を指定する情報に従って前記動き補償を行い、 前記予測画像がIフレームの場合には、動き補償による予測画像の生成を行わないことを特徴とする予測画像生成方法。
IPC (1件):
H04N 7/32
FI (1件):
H04N7/137 Z
Fターム (12件):
5C159MA00 ,  5C159MA05 ,  5C159MA23 ,  5C159NN15 ,  5C159PP16 ,  5C159TA30 ,  5C159TA39 ,  5C159TB10 ,  5C159TC03 ,  5C159TC24 ,  5C159UA02 ,  5C159UA05
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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