特許
J-GLOBAL ID:201303035415136907

バルーンカテーテル及びバルーンの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-284301
公開番号(公開出願番号):特開2003-038649
特許番号:特許第4856829号
出願日: 2001年09月19日
公開日(公表日): 2003年02月12日
請求項(抜粋):
【請求項1】バルーン本体(2H)の内周面に、X線不透過性金属からなる蒸着層(5A)を有するバルーンカテーテル(1)のバルーン(2)の製造方法において、 前記バルーン(2)を製造するための製造装置(1A)は、機材として、 少なくとも: 〈2a〉X線不透過性金属からなる金属線(4)、第一熱絶縁性パイプ(9.1)、第二熱絶縁性パイプ(9.2)、及び 〈2b〉電気抵抗発生回路(E)、コントロールボックス(C)、及び 〈2c〉真空容器(6)、真空ポンプ(7):を有し、 前記バルーン本体(2H)は、長手方向と当該長手方向と略垂直に交わる側部方向とを有し、前記長手方向は、第一端部と第二端部とを有し、 前記バルーン本体(2H)は、 第一端部側に長手方向に延びる第一管状体(2.1)を有し、 第二端部側に長手方向に延びる第二管状体(2.2)を有し、 前記金属線(4)は、X線不透過性金属からなり、かつ長手方向に延びるように形成され、 前記第一熱絶縁性パイプ(9.1)及び前記第二熱絶縁性パイプ(9.2)は、長手方向に延びるように形成され、 前記バルーン本体(2H)の第一管状体(2.1)及び前記第二管状体(2.2)、並びに前記金属線(4)及び前記第一熱絶縁性パイプ(9.1)及び前記第二熱絶縁性パイプ(9.2)は、長手方向に第一端部と第二端部とを有し、 〈1〉:前記金属線(4)の第一端部側に、第一熱絶縁性パイプ(9.1)を被覆し、前記金属線(4)の第二端部側に、前記第二熱絶縁性パイプ(9.2)を被覆し、前記金属線(4)の第一端部側と第二端部側との間に、前記第一熱絶縁性パイプ(9.1)と前記第二熱絶縁性パイプ(9.2)とで、被覆されていない露出部分を、前記X線不透過性金属の蒸着領域(4A)と成す工程、 〈2〉:前記金属線(4)を、前記第一管状体(2.1)の第一端部側から、前記バルーン本体(2H)、及び前記第二管状体(2.2)の第二端部側を貫通するように挿入する工程、 〈3〉:前記バルーン本体(2H)の内周面の前記X線不透過性金属の被蒸着領域(2A)に、前記金属線(4)の前記X線不透過性金属の蒸着領域(4A)を配置する工程、 〈4〉:前記真空容器(6)内に、前記バルーン本体(2H)を配置する工程、 〈5〉:前記真空容器(6)内を真空にする工程、 〈6〉:前記金属線(4)の第一端部と第二端部に、それぞれ電気抵抗発生回路(E)を接続し、前記金属線(4)に電流を流して、当該金属線(4)を加熱する工程、 〈7〉:前記金属線(4)を溶融して、イオン化蒸散させ、前記バルーン本体(2)の内周面の前記X線不透過性金属の被蒸着領域(2A)に、前記X線不透過性金属の蒸着層(5A)を形成する工程、 以上の工程〈1〉〜〈7〉を含むことを特徴とするバルーンカテーテル(1)のバルーン(2)の製造方法。
IPC (1件):
A61M 25/00 ( 200 6.01)
FI (3件):
A61M 25/00 410 H ,  A61M 25/00 410 B ,  A61M 25/00 312
引用特許:
審査官引用 (3件)

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