特許
J-GLOBAL ID:201303036271175976
冷間加工用機械構造用鋼およびその製造方法、並びに機械構造用部品
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (5件):
植木 久一
, 植木 久彦
, 菅河 忠志
, 伊藤 浩彰
, 竹岡 明美
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-139953
公開番号(公開出願番号):特開2013-007091
出願日: 2011年06月23日
公開日(公表日): 2013年01月10日
要約:
【課題】比較的簡便な球状化焼鈍を施した場合であっても、これまで以上の軟質化を図ることができ、硬さのばらつきの小さくなるような冷間加工用機械構造用鋼、およびこのような冷間加工用機械構造用鋼を製造するための有用な方法、並びにこのような冷間加工用機械構造用鋼から得られる機械構造用部品を提供する。【解決手段】所定の化学成分組成を有し、鋼の金属組織が、パーライトとフェライトを有し、全組織に対するパーライトとフェライトの合計面積率が95面積%以上であると共に、フェライトの面積率Aが、所定の式で表されるAe値との関係でA>Aeを満足し、且つ隣り合う2つの結晶粒の方位差が15°よりも大きい大角粒界で囲まれたbcc-Fe結晶粒の平均円相当直径が5μm以上、15μm未満である。【選択図】なし
請求項(抜粋):
C:0.05〜0.3%未満(質量%の意味。以下、化学成分組成について同じ。)、
Si:0.005〜0.5%、
Mn:0.2〜1.1%、
P :0.03%以下(0%を含まない)、
S :0.001〜0.03%、
Al:0.01〜0.1%、および
N :0.015%以下(0%を含まない)を夫々含有し、
残部が鉄および不可避不純物からなり、
鋼の金属組織が、パーライトとフェライトを有し、全組織に対するパーライトとフェライトの合計面積率が95面積%以上であると共に、フェライトの面積率Aが、下記(1)式で表されるAe値との関係でA>Aeを満足し、
且つ隣り合う2つの結晶粒の方位差が15°よりも大きい大角粒界で囲まれたbcc-Fe結晶粒の平均円相当直径が5μm以上、15μm未満であることを特徴とする冷間加工用機械構造用鋼。
Ae=(1.0-Ceq1)×96.75 ...(1)
但し、Ceq1=[C]+0.1×[Si]+0.06×[Mn]であり、[C],[Si]および[Mn]は、夫々C,SiおよびMnの含有量(質量%)を示す。
IPC (5件):
C22C 38/00
, C22C 38/06
, C22C 38/54
, C21D 8/06
, B21B 3/00
FI (5件):
C22C38/00 301Y
, C22C38/06
, C22C38/54
, C21D8/06 A
, B21B3/00 D
Fターム (21件):
4K032AA01
, 4K032AA02
, 4K032AA04
, 4K032AA05
, 4K032AA11
, 4K032AA14
, 4K032AA16
, 4K032AA19
, 4K032AA21
, 4K032AA22
, 4K032AA23
, 4K032AA27
, 4K032AA29
, 4K032AA31
, 4K032AA35
, 4K032AA36
, 4K032BA02
, 4K032CC03
, 4K032CC04
, 4K032CD01
, 4K032CD03
引用特許: