特許
J-GLOBAL ID:201303036795614705

シミュレータ装置、係数決定装置、及びシミュレータシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): 志賀 正武 ,  高橋 詔男 ,  渡邊 隆 ,  鈴木 三義 ,  西 和哉 ,  村山 靖彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-147396
公開番号(公開出願番号):特開2013-015965
出願日: 2011年07月01日
公開日(公表日): 2013年01月24日
要約:
【課題】旅客流動シミュレーションにおいて旅客が目的地に対して堵列を形成する状況を再現する。【解決手段】ポテンシャルマップ演算部12は、堵列方向の拡散係数が直交方向の拡散係数より大きい拡散方程式に基づき、目的地を始点に粒子が区画内に拡散するときに各グリッドに存在する粒子の密度を演算する。このとき、ポテンシャルマップ演算部12は、駅構造記憶部11が記憶する不可侵部分の座標を拡散方程式のノイマン境界条件とする。次に、ポテンシャルマップ演算部12は、粒子の密度が所定の閾値以上に達する時刻が早いほど低い値となるポテンシャル値を各グリッドに関連付けたポテンシャルマップを生成する。そして、シミュレート部13は、ポテンシャルマップに基づいて、ポテンシャル値が最も低いグリッドの方向に人が移動するよう、区画における人の移動をシミュレートする。【選択図】図2
請求項(抜粋):
建造物内の所定の区画における複数の人の移動をシミュレートするシミュレータ装置であって、 前記区画を複数のグリッドに分割したときに当該区画の不可侵部分となるグリッドの座標を記憶する不可侵座標記憶部と、 前記区画からの出口である目的地に並ぶ堵列が延びる方向である堵列方向の拡散係数が前記堵列方向に直交する方向である直交方向の拡散係数より大きい拡散方程式に基づき、前記不可侵座標記憶部が記憶する座標を前記拡散方程式のノイマン境界条件とする場合において前記目的地を始点に粒子が前記区画内に拡散するときの、各時刻における各グリッドに存在する粒子の密度を演算する拡散演算部と、 前記拡散演算部の演算において前記粒子の密度が所定の閾値以上に達する時刻が早いほど低い値となるポテンシャル値を前記各グリッドに関連付けたポテンシャルマップを生成するマップ生成部と、 前記マップ生成部が生成したポテンシャルマップに基づいて、人が存在するグリッドの近傍のグリッドのうち、前記ポテンシャル値が最も低いグリッドの方向に人が移動するよう、前記区画における人の移動をシミュレートするシミュレート部と を備えることを特徴とするシミュレータ装置。
IPC (1件):
G06F 19/00
FI (1件):
G06F19/00 110
引用特許:
出願人引用 (3件)
引用文献:
出願人引用 (1件)
  • 建物火災時の避難安全評価シミュレーションプログラムの開発(その2) : 避難行動モデルの概要

前のページに戻る