特許
J-GLOBAL ID:201303037763755257

負圧式倍力装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人プロスペック特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-093260
公開番号(公開出願番号):特開2013-144548
出願日: 2013年04月26日
公開日(公表日): 2013年07月25日
要約:
【課題】負圧式倍力装置にて、作動応答性を維持しつつ、吸気音を低減すること。【解決手段】負圧式倍力装置は、ハウジング10に組付けられた可動隔壁20とバルブピストン30を備えると共に、バルブピストン30に組付けられた入力部材40と出力部材50と反力部材60と制御弁70とキー部材80等を備えている。制御弁70は、入力部材40に設けた環状の大気弁部41aとにより変圧室R2と大気との連通・遮断を制御する大気制御弁部70bと、バルブピストン30に設けた負圧弁座30iとにより変圧室R2と負圧室R1との連通・遮断を制御する負圧制御弁部70aを有している。大気弁部41aおよび大気制御弁部70bの前方にて、入力部材40とバルブピストン30間に形成されている空気通路Paには、大気弁部41aの外径より径外方に突出しない形状に形成されて大気弁部41aの所定量前方に配置される整流部(整流部材141)が設けられている。【選択図】 図3
請求項(抜粋):
内部に圧力室を形成するハウジングと、このハウジング内に前進後退可能に組付けられて前記圧力室を前方の負圧室と後方の変圧室とに区画する可動隔壁と、前記ハウジングに前進後退可能に組付けられて前記ハウジング内に収容されている前端部にて前記可動隔壁に結合されたバルブピストンと、このバルブピストン内にて同バルブピストンに対し前進後退可能に設置されかつ外部からの操作力を受ける入力部材と、前記バルブピストンの前端部に組付けられて前記バルブピストンの推進力を外部に出力する出力部材と、前記バルブピストン内にて前記入力部材と前記出力部材間に介装されて前記出力部材に作用する力の反力を前記バルブピストンと前記入力部材に分けて伝達する反力部材とを備えるとともに、前記入力部材に設けた環状の大気弁部とにより前記変圧室と大気との連通・遮断を制御する大気制御弁部と前記バルブピストンに設けた負圧弁座とにより前記変圧室と前記負圧室との連通・遮断を制御する負圧制御弁部を有して前記バルブピストン内に組付けられた制御弁と、前記入力部材と前記バルブピストンに対して前進後退可能に組付けられて前記入力部材の前記バルブピストンに対する前進後退移動の限度を規定するキー部材を備えた負圧式倍力装置において、 前記大気弁部および前記大気制御弁部の前方にて前記入力部材と前記バルブピストン間に形成されて前記大気弁部と前記大気制御弁部間を通して流入する空気を前記変圧室に導く空気通路に、前記大気弁部の外径より径外方に突出しない形状に形成されて前記大気弁部の所定量前方に配置される整流部が設けられていて、 前記整流部は前記入力部材および前記バルブピストンとは別体で円筒状に形成されていて、前記大気弁部より所定量前方にて前記バルブピストンに一体的に組付けられており、前記大気弁部と前記整流部間の軸方向間隔が前記入力部材の操作速度に応じて可変であることを特徴とする負圧式倍力装置。
IPC (1件):
B60T 13/52
FI (1件):
B60T13/52 Z
Fターム (7件):
3D048BB29 ,  3D048BB31 ,  3D048CC26 ,  3D048EE10 ,  3D048EE15 ,  3D048EE16 ,  3D048EE38
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 負圧ブースタ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2005-363926   出願人:日信工業株式会社
  • 倍力装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-114185   出願人:自動車機器株式会社

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