特許
J-GLOBAL ID:201303038951561040

連鋳鋳片の軽圧下方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 小堀 益 ,  堤 隆人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-104747
公開番号(公開出願番号):特開2013-230493
出願日: 2012年05月01日
公開日(公表日): 2013年11月14日
要約:
【課題】連続鋳造設備において実施する軽圧下において、正確な圧下勾配を実現するための熱膨張量補正方法を提供すること。【解決手段】上下一対のロール8が配置されたロール配置位置毎に設けた冷却水経路11の冷却水入側温度と冷却水出側温度との温度差(冷却水入出温度差)をロール配置位置毎に求め、前記ロール配置位置毎の冷却水入出温度差から、1番目のロール配置位置からn番目のロール配置位置に至るまでの範囲における冷却水入出温度差を表す回帰式を求め、前記回帰式により、各ロールの冷却水入出温度差を演算して補正冷却水入出温度差とし、前記各ロールの補正冷却水入出温度差と、予め求めておいた冷却水入出温度差と熱膨張量合算値(フレーム9の熱膨張量及び連鋳鋳片の熱膨張量の合算値)との関係から、各ロール配置位置での熱膨張量補正値を求め、前記各ロール配置位置での熱膨張量補正値に基づき、各ロールの圧下量を補正する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
連鋳鋳片の凝固末期に、フレームに支持された上下一対のロールをn個並列させたロール群を通過させて連鋳鋳片を軽圧下する連鋳鋳片の軽圧下方法において、 予め、前記上下一対のロールが配置されたロール配置位置毎に設けた冷却水経路の冷却水入側温度と冷却水出側温度との温度差(冷却水入出温度差)と、前記フレームの上下方向熱膨張量及び連鋳鋳片の上下方向熱膨張量を合算した熱膨張量合算値との関係を求めておき、 冷却水入出温度差をロール配置位置毎に計測し、 前記ロール配置位置毎の冷却水入出温度差から、1番目のロール配置位置からn番目のロール配置位置に至るまでの範囲における冷却水入出温度差を表す回帰式を求め、 前記回帰式により、各ロール配置位置での冷却水入出温度差を演算して補正冷却水入出温度差とし、 前記各ロール配置位置での補正冷却水入出温度差と、前記予め求めておいた冷却水入出温度差と熱膨張量合算値との関係とから、各ロール配置位置での熱膨張量補正値を求め、 前記各ロール配置位置での熱膨張量補正値に基づき、各ロールの圧下量を補正することを特徴とする連鋳鋳片の軽圧下方法。
IPC (4件):
B22D 11/128 ,  B22D 11/12 ,  B22D 11/20 ,  B22D 11/16
FI (4件):
B22D11/128 350A ,  B22D11/12 A ,  B22D11/20 C ,  B22D11/16 104Z
Fターム (6件):
4E004MC07 ,  4E004MD02 ,  4E004NA01 ,  4E004NB01 ,  4E004NB02 ,  4E004PA10
引用特許:
出願人引用 (4件)
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