特許
J-GLOBAL ID:201303040955019970
セルロースエステルの製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-259798
公開番号(公開出願番号):特開2013-049867
出願日: 2012年11月28日
公開日(公表日): 2013年03月14日
要約:
【課題】 触媒硫酸量を低減することなく、分子量の低下を抑制しつつ、結合硫酸の量を低減できるセルロースエステルの製造方法を提供する。【解決手段】 硫酸触媒の存在下、セルロースをアシル化剤でアシル化した後、熟成工程において、連続的又は複数回(例えば、3回以上)に分けて間欠的に塩基(カルシウム成分など)を添加して熟成し、結合硫酸量の少ないセルロースエステルを製造する。この方法により、結合硫酸量を10〜150ppm程度に低減できるので、カルシウム含量も10〜110ppm程度に低減できる。セルロースエステルは、光学フィルム(例えば、偏光板の保護フィルム)などとして有用である。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
硫酸触媒の存在下、セルロースをアシル化剤でアシル化した後、熟成してエステル化度
を調整し、セルロースエステルを製造する方法であって、所定のエステル化度に到達した
後、熟成工程において、反応開始から反応の停止までに、塩基を連続的に、又は少なくと
も3回に分けて間欠的に反応系中の硫酸触媒1当量に対して1回当たり0.2〜0.8当
量で添加して、残存硫酸の存在下で、熟成した後、反応系中の残存硫酸を完全に中和する
熟成工程とを含むセルロースエステルの製造方法。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (9件):
4C090AA05
, 4C090BA25
, 4C090BA26
, 4C090CA32
, 4C090CA33
, 4C090CA38
, 4C090CA39
, 4C090DA10
, 4C090DA31
引用特許:
出願人引用 (8件)
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審査官引用 (11件)
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