特許
J-GLOBAL ID:201303043024685887
生体リズムの制御剤
発明者:
,
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-029057
公開番号(公開出願番号):特開2013-099360
出願日: 2013年02月18日
公開日(公表日): 2013年05月23日
要約:
【課題】 本発明は、概日リズム周期を調節することで概日リズム障害を治療する方法、及び概日リズム障害に起因する疾患の根本的な治療法を提供することにある。また、そのような概日リズム周期を調節可能な物質のスクリーニングに適した樹立細胞系を提供することも目的とする。【解決手段】 本発明において、プロテインキナーゼCの活性化剤又は阻害剤として作用する物質を有効成分として含むことを特徴とする、概日リズム障害改善剤、又は概日リズムの障害に起因した疾患の予防、治療用医薬組成物を提供する。また、Bmal1プロモーターにより転写調節されるルシフェレース遺伝子を安定的に保持する樹立された組換えNIH3T3細胞を含む、概日リズム周期を調節可能な物質のスクリーニング用のキットを提供した。【選択図】なし
請求項(抜粋):
概日リズムの障害改善剤の候補物質をスクリーニングする方法であって、以下の工程(1)〜(5)を含む方法;
(1)Bmal1プロモーター領域中の「RORE」を含む-202〜+27の領域をルシフェレース遺伝子上流に転写可能に結合したプラスミドを構築する工程、
(2)前記(1)のプラスミドをNIH3T3細胞に導入し、Bmal1プロモーターにより転写調節されるルシフェレース遺伝子を安定的に保持する組換えNIH3T3細胞を樹立する工程、
(3)前記樹立細胞を発光基質ルシフェリンと共に培養し、概日リズムの周期を測定する工程、
(4)前記樹立細胞とルシフェリンを含む培地に被検物質を添加して培養し、概日リズムの周期を測定する工程、
(5)前記(4)で測定した前記細胞の概日リズムの周期が、前記(3)で測定した周期と比較して有意差をもって変化している場合に、培地中に添加した被検物質を、概日リズム傷害改善剤用の候補物質と判定する工程。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (23件):
4B024AA01
, 4B024AA11
, 4B024CA04
, 4B024DA02
, 4B024EA04
, 4B024GA11
, 4B063QA01
, 4B063QQ89
, 4B063QR77
, 4B063QS36
, 4B063QX02
, 4C084AA17
, 4C084NA14
, 4C084ZA05
, 4C086AA01
, 4C086AA02
, 4C086BC13
, 4C086GA01
, 4C086GA07
, 4C086MA01
, 4C086MA04
, 4C086NA14
, 4C086ZA05
引用特許:
引用文献:
出願人引用 (3件)
-
FEBS Letters, 2004, Vol.565, p.122-126
-
Nature, 2002, Vol.418, p.534-539
-
Acta Histochem. Cytochem., 2009, Vol.42, No.3, p.89-93
審査官引用 (3件)
-
FEBS Letters, 2004, Vol.565, p.122-126
-
Nature, 2002, Vol.418, p.534-539
-
Acta Histochem. Cytochem., 2009, Vol.42, No.3, p.89-93
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