特許
J-GLOBAL ID:201303043818846672

変速機のシンクロ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 友雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-061644
公開番号(公開出願番号):特開2013-194807
出願日: 2012年03月19日
公開日(公表日): 2013年09月30日
要約:
【課題】 スリーブの移動を規制するストッパの数を削減し、装置のコストの削減および変速機のコンパクト化を図ることができる変速機のシンクロ装置を提供する。【解決手段】 本発明による変速機4のシンクロ装置では、2速シンクロ機構S2のスリーブS2aおよびリバースシンクロ機構SRのSRaを、共通のシフトレール51で互いに反対方向に駆動することによって、シンクロ機構S2、SRによる同期動作が行われる。待機位置に位置するときのリバース側のスリーブSRaとストッパ66cとの間隔DRbは、2速側のスリーブS2aと6速駆動ギヤ36との間隔D2bよりも小さい。この設定により、2速側のスリーブS2aが6速駆動ギヤ36に向かって移動する際、リバース側のスリーブSRaがストッパ66cに当接することで、6速駆動ギヤ36とのスリーブS2aの当接が防止され、2速側のストッパは不要になる。【選択図】 図5
請求項(抜粋):
変速段を設定するために、回転軸に回転自在に支持されたギヤを前記回転軸に同期させる変速機のシンクロ装置であって、 前記ギヤは、前記回転軸に回転自在に支持された第1ギヤおよび第2ギヤを含む複数のギヤで構成され、 第1シフトフォークおよび第2シフトフォークを一体に有し、前記回転軸の軸線方向に移動自在のシフトレールと、 前記第1シフトフォークが係合し、当該第1シフトフォークを介して前記シフトレールにより駆動され、所定の第1待機位置から前記軸線方向に沿って第1方向に移動することにより、前記第1ギヤを前記回転軸に同期させる第1スリーブと、 前記第2シフトフォークが係合し、当該第2シフトフォークを介して前記シフトレールにより駆動され、所定の第2待機位置から前記軸線方向に沿って前記第1方向と逆方向である第2方向に移動することにより、前記第2ギヤを前記回転軸に同期させる第2スリーブと、 当該移動した第2スリーブが当接することによって、当該第2スリーブの移動を規制するストッパと、を備え、 前記複数のギヤは、前記軸線方向に前記第1スリーブと対向するように配置された第3ギヤを含み、 前記第2待機位置に位置するときの前記第2スリーブと前記ストッパとの間の間隔が、前記第1待機位置に位置するときの前記第1スリーブと前記第3ギヤとの間の間隔よりも小さく設定されていることを特徴とする変速機のシンクロ装置。
IPC (2件):
F16D 23/12 ,  F16D 23/06
FI (2件):
F16D23/12 W ,  F16D23/06 Z
Fターム (7件):
3J056AA12 ,  3J056AA61 ,  3J056BE06 ,  3J056DA05 ,  3J056DA17 ,  3J056GA05 ,  3J056GA12
引用特許:
出願人引用 (4件)
全件表示

前のページに戻る