特許
J-GLOBAL ID:201303044473822976

風力風向を同時に制御できる機能をもった垂直軸型用格納式風車装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-038124
特許番号:特許第5120990号
出願日: 2012年02月24日
要約:
【課題】 大型風力発電はエネルギー変換効率が高いといわれているが、発電所を作るということは送電設備や送電ロスが大きくなるため、従来の発電、送電システムのまま自然エネルギーを利用するのは進歩性に乏しい。また小型風力発電用風車もエネルギー変換効率を上げるため、風車回転翼部は開放型のムキ出し状態で回転させており、住宅地域や市街地での設置は接触事故や飛散事故が想定される。 【解決手段】 そこで折り紙で作るカザグルマ形の風車を垂直軸型仕様に変え回転翼部を格納式にすることで安全性を確保し、蝶々の羽のように開閉する2枚の板をバネで押し広げ、くの字形の部材に添って開いた形で水平方向へ自在に回転できる中心軸を持たせると、揚力の原理でたえず風の流れに対し垂直に安定しようとする力が働くため、たえず風上に向かい風を取り込み、バネの力に勝る強風が吹いた時、羽根は押し倒され風は素通りする。 【選択図】図1
請求項(抜粋):
【請求項1】風車が風車格納容器内に垂直に設けられ、風力風向制御用の板2枚を蝶々の羽のように中央で開閉自在となるように接合され、片方の風力風向制御用の板には、くの字形の部材を固定し、もう片方の風力風向制御用の板と、くの字形の部材とは自由になっており、2枚の風力風向制御用の板はバネの力で常時押し広げられ、くの字形の部材に添って開いた形となり、片方は風の取り入れ口の片方を塞ぐよう水平に、もう片方の風力風向制御用の板は、くの字形部材に添って立ち上がり、2枚の合わさった風力風向制御用の板の両端に出ている軸は水平方向へ自在に回転できる中心軸を持ったリング状の枠にある軸受けで受けられている風力風向を同時に自動制御できる機械的機構を集風器本体と一体化させ、風車格納容器に設けた風を導入するための風の取り入れ口に供えた風力風向を同時に制御できる機能をもった垂直軸型用格納式風車装置。
IPC (1件):
F03D 3/04 ( 200 6.01)
FI (1件):
F03D 3/04 Z
引用特許:
出願人引用 (6件)
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