特許
J-GLOBAL ID:201303045448306714

有益な薬剤を搬送するための拡張可能な医療器具及びこの医療器具を形成する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 曾我 道治 ,  梶並 順 ,  田口 雅啓
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-000111
公開番号(公開出願番号):特開2013-099550
出願日: 2013年01月04日
公開日(公表日): 2013年05月23日
要約:
【課題】ステントの有効壁厚を増加せず、ステントの機械的拡張特性に悪影響を及ぼさずに、比較的体積の大きい有益な薬剤を、血管腔内の外傷を負った部位に搬送できるステントを提供する。【解決手段】拡張可能な医療器具10は、第1直径を有する円筒形から第2直径を有する円筒形へと拡張することが可能である略円筒形の器具を形成するために相互に結合する複数の細長いストラット18を有する。複数のストラットのうちの少なくとも一つは、ストラットの厚さ方向に少なくとも部分的に延設される少なくとも一つの開口部を含む。有益な薬剤は、薬剤を所要の時間に放出する動力学を達成するためにステントの開口部に装填される。あるいは、所要の薬剤送出プロファイルを達成するために構成される形状の中に有益な薬剤は装填される。様々な送出プロファイルは、ゼロ次、脈動、増加、減少、シヌソイド関数、その他の送出プロファイルを含む。【選択図】図1
請求項(抜粋):
拡張可能な医療器具を形成する方法であって、 (a)複数開口部を有する複数の支柱が形成された略円筒形状の拡張可能な医療用のデバイス本体を形成する工程と、 (b)第1の有益な薬剤、第1のポリマー・キャリアーおよび溶剤の第1の溶液を作る工程と、 (c)前記第1の溶液を前記開口部に与える工程と、 (d)前記第1の有益な薬剤および第1のポリマー・キャリアーの固体層を形成するために前記第1の溶剤を蒸発させる工程と、 (e)前記(c)及び(d)の工程を繰り返す工程と、 (f)前記第1の有益な薬剤と異なる第2の有益な薬剤、第2のポリマー・キャリアー、および溶剤の第2溶液を作る工程と、 (g)当該第2溶液を前記第1の有益な薬剤の層の上部開口部に与える工程と を備えることを特徴とする拡張可能な医療器具を形成する方法。
IPC (4件):
A61M 29/02 ,  A61F 2/04 ,  A61L 31/00 ,  A61L 33/10
FI (4件):
A61M29/02 ,  A61F2/04 ,  A61L31/00 Z ,  A61L33/00 A
Fターム (19件):
4C081AC09 ,  4C081BA05 ,  4C081BA16 ,  4C081BB06 ,  4C081CE02 ,  4C081CE03 ,  4C081DA03 ,  4C081DC03 ,  4C081DC04 ,  4C081DC06 ,  4C097AA14 ,  4C097CC03 ,  4C097MM02 ,  4C097MM05 ,  4C167AA42 ,  4C167BB05 ,  4C167CC07 ,  4C167FF05 ,  4C167GG16
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特許第6273908号
  • 医療装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-168218   出願人:クックインコーポレイティド
  • 特許第6273908号
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