特許
J-GLOBAL ID:201303046085319629

シフトレバー装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大池 達也
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-250305
公開番号(公開出願番号):特開2013-103668
出願日: 2011年11月16日
公開日(公表日): 2013年05月30日
要約:
【課題】互いに直交する操作方向であるシフト方向の検出特性とセレクト方向の検出特性とが両立されたシフトレバー装置を提供すること。【解決手段】シフト方向に操作された際にシフト軸20の回りを回動すると共に、セレクト方向に操作された際にセレクト軸の回りを回動するマグネット230と、マグネット230の磁気の作用方向を検出する磁気センサ11と、を有するシフトレバー装置1においては、シフト軸20及びセレクト軸よりも磁気センサ11がマグネット230側に近づけて配置され、軸からマグネット230までの距離L2に対する軸から磁気センサ11までの距離L1の比率であるセンサ位置比L1/L2が、シフト軸20とセレクト軸とで相違しており、シフト方向及びセレクト方向のうち操作ストロークが大きい操作方向に対応する軸に関するセンサ位置比が小さく設定されている。【選択図】図2
請求項(抜粋):
互いに直交するシフト方向及びセレクト方向に操作可能なシフトレバーを備え、前記シフト方向と前記セレクト方向との間で操作範囲に大小の差が設けられた車両用のシフトレバー装置であって、 前記シフトレバーの基部をなし、前記シフト方向の操作に応じて第1の仮想中心軸の回りを回動すると共に、前記セレクト方向の操作に応じて第2の仮想中心軸の回りを回動するレバーブロックと、 前記シフトレバーが前記シフト方向に操作された際に磁極方向が前記第1の仮想中心軸に向かう状態を維持しながら当該第1の仮想中心軸の回りを回動すると共に、前記シフトレバーが前記セレクト方向に操作された際に磁極方向が前記第2の仮想中心軸に向かう状態を維持しながら当該第2の仮想中心軸の回りを回動するように前記レバーブロックに保持されたマグネットと、 前記マグネットが発生する磁気の作用方向を検出する磁気センサと、 該磁気センサを保持する基台と、 前記第1の仮想中心軸をなすシフト軸を介して前記レバーブロックを支持すると共に、前記第2の仮想中心軸をなすセレクト軸を介して回動可能な状態で前記基台に支持された揺動台と、 前記磁気センサが検出した磁気の作用方向に応じて前記シフトレバーの操作位置に対応する信号を出力する信号出力部と、を備え、 前記第1及び第2の仮想中心軸よりも前記磁気センサが前記マグネット側に近づけて配置され、前記マグネットの磁極方向に前記磁気センサが位置するときには該磁気センサに対して磁極方向の磁気が作用する一方、それ以外では磁極方向を中心として外側に湾曲する磁気が前記磁気センサに作用し、これにより、前記磁気センサによる磁気の作用方向の検出角であるセンサ検出角が前記シフトレバーの操作角であるレバー角に対して増幅されるように構成されており、 前記仮想中心軸から前記マグネットまでの距離L2に対する前記仮想中心軸から前記磁気センサまでの距離L1の比率であるセンサ位置比L1/L2が、前記第1の仮想中心軸と前記第2の仮想中心軸とで相違し、前記シフト方向及び前記セレクト方向のうち前記操作範囲が大きい操作方向に対応する仮想中心軸に関する前記センサ位置比が小さく、前記操作範囲が小さい操作方向に対応する仮想中心軸に関する前記センサ位置比が大きく設定されているシフトレバー装置。
IPC (2件):
B60K 20/02 ,  G01B 7/00
FI (2件):
B60K20/02 A ,  G01B7/00 102M
Fターム (13件):
2F063AA03 ,  2F063AA04 ,  2F063BA30 ,  2F063DA01 ,  2F063DA05 ,  2F063DD05 ,  2F063GA52 ,  3D040AA01 ,  3D040AA03 ,  3D040AB01 ,  3D040AC17 ,  3D040AC36 ,  3D040AC63
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 移動体操縦装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-049535   出願人:アイシン精機株式会社
  • ポジションセンサ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2007-316630   出願人:株式会社東海理化電機製作所
  • シフト装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-161706   出願人:株式会社東海理化電機製作所

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