特許
J-GLOBAL ID:201303046831946120

音響再生装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 長谷川 芳樹 ,  黒木 義樹 ,  石田 悟 ,  鄭 聖曄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-117253
公開番号(公開出願番号):特開2013-215587
出願日: 2013年06月03日
公開日(公表日): 2013年10月24日
要約:
【課題】データベースに蓄積された音源信号の周波数成分に依存しない周波数成分を有する出力信号を出力する。【解決手段】音響再生装置40は、心身状態特定情報と、心身状態特定情報間の相関関係を表すパラメータとを予め格納するパラメータ格納部410と、現在状態特定情報および目標状態特定情報を入力する入力部420と、現在状態特定情報と目標状態特定情報との間の相関関係を表すパラメータを前記パラメータ格納部410より読み出すパラメータ読出部430と、現在の心身状態を目標心身状態に変化させるための非可聴音X(t)を上記パラメータに基づいて生成し、当該生成した非可聴音X(t)を音源入力装置30より入力した音源信号に付加することにより出力信号Y(t)を生成する非可聴音制御部440と、非可聴音制御部440が生成した出力信号Y(t)を被験者に聴かせる出力部450と、を備える。【選択図】図1
請求項(抜粋):
被験者の心身状態を特定する複数の心身状態特定情報と、前記複数の心身状態特定情報それぞれの相関関係を特定する複数のパラメータと、を予め格納する格納手段と、 前記被験者の前記心身状態を計測する際に用いられる指標が心身状態計測装置により計測され、前記指標に基づいて前記被験者の現在の心身状態が前記心身状態計測装置により特定され、前記被験者の前記現在の心身状態を特定する現在状態特定情報の入力を前記心身状態計測装置より受け付ける現在状態入力手段と、 前記被験者の前記現在の心身状態を前記被験者の他の心身状態に変化させる際の目標となる目標心身状態を特定する目標状態特定情報の入力を受け付ける目標状態入力手段と、 前記現在状態入力手段が受け付けた現在状態特定情報と前記目標状態入力手段が受け付けた目標状態特定情報との間の相関関係を特定するパラメータを、前記格納手段を参照して読み出すパラメータ読出手段と、 任意の音源信号の入力を受け付ける音源入力手段と、 前記被験者の前記現在の心身状態を前記被験者の前記目標心身状態に変化させるために前記被験者に聴かせる非可聴音を、前記パラメータ読出手段が読み出したパラメータに基づいて生成し、当該生成した非可聴音を前記音源入力手段が受け付けた前記音源信号に付加することにより出力信号を生成する非可聴音付加手段と、 前記非可聴音付加手段が生成した出力信号を前記被験者に出力する出力手段と、 を備え、 前記パラメータは、非可聴領域における周波数、該周波数での振幅、および該周波数での位相のうち、少なくとも一つであり、 前記非可聴音付加手段は、 前記パラメータ読出手段が読み出したパラメータが前記非可聴領域における周波数、該周波数での振幅、および該周波数での位相を指している場合に、下記数式(1) X(t)=a{1+sin(2πft-θ)}...(1) により、前記非可聴音X(t)を生成し、 下記数式(2) Y(t)=X(t)s(t)...(2) (式中、fは前記周波数を表し、aは該周波数fでの振幅を表し、θは該周波数fでの位相を表し、s(t)は前記音源信号を表し、tは時間を表す。)により、前記非可聴音X(t)と前記音源信号s(t)とを乗算して前記出力信号Y(t)を生成することを特徴とする音響再生装置。
IPC (2件):
A61M 21/02 ,  G10K 15/04
FI (3件):
A61M21/00 330C ,  A61M21/00 320 ,  G10K15/04 302M
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (2件)

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