特許
J-GLOBAL ID:201303048634190997
転がり軸受
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
特許業務法人貴和特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-115251
公開番号(公開出願番号):特開2013-241986
出願日: 2012年05月21日
公開日(公表日): 2013年12月05日
要約:
【課題】コスト上昇を抑えつつ、非金属介在物の周辺にバタフライ型組織変化を発生し難くする事によって、長寿命化を図る。【解決手段】外輪3と内輪5と転動体6とを備えた転がり軸受において、外輪と内輪と転動体のうちの少なくとも1種の部材である軸受部品が、鋼中にSi、Mn、Cr、Moを適正量添加すると共に、酸化物系介在物の大きさに関する最大値、焼き入れ・焼き戻し後の鋼中に残存している球状化炭化物の割合を適切に規制する。これにより、前記鋼中に存在する非金属介在物の周辺でバタフライ型組織変化の発生を遅延させる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
何れかの面に第一の軌道面を有する第一の軌道輪と、この第一の軌道面と対向する面に第二の軌道面を有する第二の軌道輪と、これら第一、第二の両軌道面同士の間に転動自在に設けられた複数個の転動体とを備えた転がり軸受に於いて、
前記第一の軌道輪と前記第二の軌道輪とこれら各転動体とのうちの少なくとも1種の部材である軸受部品が、
Cを0.85〜1.15質量%、Siを0.40〜0.90質量%、Mnを0.55〜1.20質量%、Crを1.30〜1.90質量%、Moを0.30質量%以下、Niを0.30質量%以下、Cuを0.20質量%以下、Sを0.025質量%以下、Pを0.020質量%以下、Oを15質量ppm以下、それぞれ含有し、残部をFeと不可避的不純物とし、
極値統計法により、面積30000mm2に存在する酸化物系介在物の大きさに関する最大値を予測した場合に、最大の酸化物系介在物の面積の平方根が22μm以上50μm以下である鋼から成り、
焼き入れ・焼き戻し後の硬さが、Hv697〜800であり、
[Si]、[Mn]、[Cr]、[Mo]を、前記鋼中への各合金成分の含有量を質量%で表した数値とし、[MC]を、焼き入れ・焼き戻し後の鋼中に残存している球状化炭化物の割合を質量%で表した数値とした場合に、
2.5≦2[Si]+[Mn]+([Cr]-7[MC]/100)/(1-[MC]/100)+3[Mo]≦3.8
を満たす事を特徴とする転がり軸受。
IPC (6件):
F16C 33/62
, F16C 33/32
, F16C 33/36
, C22C 38/00
, C22C 38/44
, C21D 9/40
FI (6件):
F16C33/62
, F16C33/32
, F16C33/36
, C22C38/00 301Z
, C22C38/44
, C21D9/40 Z
Fターム (39件):
3J701AA02
, 3J701AA16
, 3J701AA32
, 3J701AA42
, 3J701AA62
, 3J701BA10
, 3J701BA51
, 3J701BA55
, 3J701BA69
, 3J701BA70
, 3J701DA03
, 3J701EA02
, 3J701EA10
, 3J701FA31
, 3J701FA44
, 3J701XB14
, 3J701XB18
, 3J701XB33
, 3J701XE03
, 3J701XE12
, 3J701XE13
, 3J701XE30
, 4K042AA22
, 4K042BA03
, 4K042BA04
, 4K042BA05
, 4K042BA14
, 4K042CA05
, 4K042CA06
, 4K042CA08
, 4K042CA10
, 4K042DA01
, 4K042DA02
, 4K042DC02
, 4K042DD02
, 4K042DD05
, 4K042DE02
, 4K042DE03
, 4K042DE04
引用特許:
出願人引用 (4件)
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転がり軸受
公報種別:公開公報
出願番号:特願2010-170574
出願人:日本精工株式会社
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転がり疲労寿命に優れた機械用部品に使用される鋼
公報種別:公開公報
出願番号:特願2004-248130
出願人:山陽特殊製鋼株式会社
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玉軸受
公報種別:公開公報
出願番号:特願2003-302349
出願人:光洋精工株式会社
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特開平3-100142
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審査官引用 (4件)