特許
J-GLOBAL ID:201303049546001757

線形弾性率の測定方法及び線形弾性率測定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 森 哲也 ,  小西 恵 ,  田中 秀▲てつ▼ ,  廣瀬 一 ,  宮坂 徹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-015801
公開番号(公開出願番号):特開2013-156091
出願日: 2012年01月27日
公開日(公表日): 2013年08月15日
要約:
【課題】振動や電気ノイズなどの外乱の影響を少なくすることが可能で、かつ粘性応力によるダンピングが大きい場合でも高精度かつ安定な線形弾性体の線形弾性率を測定することが可能な線形弾性率の測定方法及び線形弾性率測定装置を提供する。 【解決手段】線形弾性率測定装置100は、線形弾性体に接触させた振動体1の変位から振動体1の振動速度dx/dtを演算し、このdx/dtに線形速度フィードバックゲインGlinを乗算してフィードバック制御信号Fsを生成し、このFsによって振動体1に対して、振動体1の振動速度に比例した力Fvを与えて、振動体1を自励振動させる。そして、振動体1の自励振動を検出時の周波数fsと振動体1の質量Mとから、線形弾性体の線形弾性率klinを演算する。【選択図】図3
請求項(抜粋):
測定対象物に接触させる振動体と、 当該振動体を自励振動させるアクチュエータと、 前記振動体の振動速度を検出する振動速度検出手段と、 前記振動速度検出手段で検出される前記振動速度を正帰還して、 Fs=Glin・(dx/dt) ただし、Fs:フィードバック制御信号 Glin:正値である線形速度フィードバックゲイン x:振動体の変位 dx/dt:振動体の振動速度 で表されるフィードバック制御信号により前記アクチュエータをフィードバック制御するフィードバック制御手段と、を含む線形弾性率測定装置を用いた線形弾性率の測定方法であって、 前記フィードバック制御における前記線形速度フィードバックゲインを変化させるステップと、 前記振動体が自励振動したか否かを検出するステップと、 前記振動体が自励振動したことを検出したときの振動周波数に基づき、前記測定対象物の線形弾性率を算出するステップと、を含むことを特徴とする線形弾性率の測定方法。
IPC (1件):
G01N 11/16
FI (1件):
G01N11/16 A
引用文献:
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