特許
J-GLOBAL ID:201303050660532949

液封入式防振装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): 蔦田 璋子 ,  蔦田 正人 ,  中村 哲士 ,  富田 克幸 ,  夫 世進 ,  有近 康臣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-063637
公開番号(公開出願番号):特開2013-194848
出願日: 2012年03月21日
公開日(公表日): 2013年09月30日
要約:
【課題】大振幅振動時の高減衰性能と微振幅振動時の低動ばね特性を両立する。【解決手段】主液室26Aと副液室26Bを仕切る仕切り体32を、外周部にオリフィス流路34を形成するオリフィス形成部材36と、その内側を塞いで主液室と副液室を仕切るゴム状弾性体からなる弾性仕切膜38と、該弾性仕切膜に設置された可動弁40とで構成する。可動弁40は、弾性仕切膜38の表裏の膜面に対して隙間46を存して対向する一対の板部48,50と、弾性仕切膜38の貫通孔42の内周面との間で隙間54を存しつつ該貫通孔に挿通されて一対の板部48,50を連結する軸部52とからなる。そして、上記隙間46,54により弾性仕切膜38と可動弁40の間に主液室26Aと副液室26Bを連通する微小流路56を形成するとともに、可動弁40の軸方向Xでの変位により可動弁40が弾性仕切膜38に当接することで微小流路56を閉塞するようにした。【選択図】図1
請求項(抜粋):
振動源側と支持側のいずれか一方に取り付けられる第1取付具と、振動源側と支持側のいずれか他方に取り付けられる第2取付具と、前記第1取付具と第2取付具との間に介設されたゴム状弾性体からなる防振基体と、前記防振基体が室壁の一部をなす液体が封入された主液室と、ゴム状弾性体からなるダイヤフラムと、前記ダイヤフラムが室壁の一部をなす液体が封入された副液室と、前記主液室と副液室を仕切る仕切り体と、前記主液室と副液室を連通させるオリフィス流路と、を備えた液封入式防振装置において、 前記仕切り体は、当該仕切り体の外周部に前記オリフィス流路を形成する環状のオリフィス形成部材と、前記オリフィス形成部材の内側を塞いで前記主液室と副液室を仕切るゴム状弾性体からなる弾性仕切膜と、前記弾性仕切膜に設置された可動弁と、を備え、 前記弾性仕切膜は、中央部に貫通孔を有し、 前記可動弁は、前記弾性仕切膜の表裏の膜面に対して隙間を存して対向し当該膜面に接離自在な一対の板部と、前記貫通孔の内周面との間で隙間を存しつつ当該貫通孔に挿通されて前記一対の板部を連結する軸部と、を備えて、前記隙間により前記弾性仕切膜との間に前記主液室と副液室を連通する微小流路を形成するとともに、軸方向での変位により前記弾性仕切膜に当接することで前記微小流路を閉塞可能に設けられた ことを特徴とする液封入式防振装置。
IPC (2件):
F16F 13/10 ,  F16F 13/18
FI (2件):
F16F13/00 620D ,  F16F13/00 620R
Fターム (6件):
3J047AA03 ,  3J047CA04 ,  3J047CA06 ,  3J047CB03 ,  3J047CB06 ,  3J047FA02
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開昭57-138423
  • 液封入式防振装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2006-310058   出願人:東洋ゴム工業株式会社
審査官引用 (1件)
  • 特開昭57-138423

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