特許
J-GLOBAL ID:201303051367847435

水中津波緩衝機構

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-100397
公開番号(公開出願番号):特開2013-217173
出願日: 2012年04月09日
公開日(公表日): 2013年10月24日
要約:
【課題】自然の力をうまく活用した設計により、高い信頼性で動作が行われるようにする。【解決手段】(1)構造体は、竹などの軽質材を丈夫な繊維紐2でつなぎ合わせて、筵(ムシロ)状に作成する。繊維紐2の一端を海底に埋め込んだ金具に接続し、筵状の構造体はその浮力によって、海中に壁状態に広がるようにする。(2)個々の構造体は、材料の長さなどの制限のため、あまり大きな構造体にできないので、海岸線を広く防御するような場合には、複数の構造体を設置することとし、海岸線に対して、千鳥状などにして複数層設置する。(3)構造体が、津波などの波の威力を緩衝する主な働きとして、波によって海中深くに沈み込ませられることによって、波の陸上に押し寄せる力を消費させる働きであり、もう一点は、波動の進行方向が上方に向くことにより、浮き上がった水の重力分も陸上に向かう威力を低減させる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
構造体に軽質材料を使い、その浮力で海水中に壁状態で広がらせ、押し寄せた津波などの威力を軽減する役目を果たす水中津波緩衝機構である。 主体となる構造体は、多数の棒状などの軽質材を、丈夫な繊維紐で繋いで筵状に作成し、その繊維紐の一端を海底に埋め込んだアンカー金具に繋ぎこみ、海中に壁状に立ち上がらせることによって、津波などが押し寄せた時に、その波がこの構造体を通過する時に、その陸上に向かう威力を緩衝する働きを持つ。
IPC (2件):
E02B 3/06 ,  E04H 9/14
FI (2件):
E02B3/06 302 ,  E04H9/14 Z
Fターム (6件):
2D118AA11 ,  2D118AA12 ,  2D118BA11 ,  2D118JA13 ,  2E139AA07 ,  2E139AC20
引用特許:
審査官引用 (2件)

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