特許
J-GLOBAL ID:201303051715982090

ヒートポンプサイクル装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-035383
公開番号(公開出願番号):特開2013-170764
出願日: 2012年02月21日
公開日(公表日): 2013年09月02日
要約:
【課題】沸き上げ運転時に頻繁に過負荷保護制御に移行することを防止できるヒートポンプサイクル装置を提供する。【解決手段】ヒートポンプサイクル装置100で沸き上げ運転を行うとき、制御手段60は貯湯タンク温度センサ58から取り込んだ貯湯タンク温度が第1閾温度以上となれば、取り込んだ貯湯タンク温度に応じて圧縮機1とファン7の回転数を減少し循環ポンプ30の回転数を増加する沸き上げ運転時保護制御を行う。また、制御手段60は、沸き上げ運転時に過負荷保護制御に移行しこれから沸き上げ運転に復帰した際に貯湯タンク温度が第2閾温度以上であれば、圧縮機1とファン7と循環ポンプ30とを所定回転数とし膨張弁4の開度を圧縮機1の回転数に対応した開度とする沸き上げ運転復帰制御を行う。【選択図】図1
請求項(抜粋):
圧縮機と利用側熱交換器と流量調整手段と熱源側熱交換器とを順次冷媒配管で接続した冷媒回路と、 湯水を貯留する貯湯タンクと前記湯水を循環させる循環ポンプと前記利用側熱交換器とを給湯配管で接続した給湯回路と、 前記熱源側熱交換器の近傍に配置され、同熱源側熱交換器に空気を供給するファンと、 前記貯湯タンク内部に配置され同貯湯タンクに貯留する湯水の温度である貯湯タンク温度を検出する貯湯タンク温度検出手段と、 外気温度を検出する外気温度検出手段と、 前記圧縮機の吐出圧力を検出する圧力検出手段と、 前記圧縮機と前記循環ポンプと前記ファンとを駆動制御するとともに、前記流量調整手段の開度制御を行う制御手段と、 を備えたヒートポンプサイクル装置であって、 前記制御手段は、前記貯湯タンクに貯留している湯水を目標温度まで加熱する沸き上げ運転を行うときに、前記貯湯タンク温度が前記目標温度より予め定めた所定温度低い第1閾温度以上となれば、前記貯湯タンク温度と前記外気温度検出手段から取り込んだ前記外気温度とに対応して予め定めて前記制御手段に記憶した前記圧縮機の回転数で前記圧縮機を駆動するとともに、前記貯湯タンク温度と前記外気温度検出手段から取り込んだ前記外気温度とに対応して予め定めて前記制御手段に記憶した前記循環ポンプの給水量となるよう前記循環ポンプを駆動することで、前記圧縮機の吐出圧力の上限値を超えないようにする沸き上げ運転時保護制御を行うことを特徴とするヒートポンプサイクル装置。
IPC (2件):
F24H 1/00 ,  F25B 30/02
FI (3件):
F24H1/00 611P ,  F25B30/02 H ,  F24H1/00 611Q
引用特許:
審査官引用 (8件)
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