特許
J-GLOBAL ID:201303052801148547

炭酸ジアリールを用いるイソシアネートの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 稲葉 良幸 ,  大貫 敏史 ,  内藤 和彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-048033
公開番号(公開出願番号):特開2013-107909
出願日: 2013年03月11日
公開日(公表日): 2013年06月06日
要約:
【課題】本発明の目的は、ホスゲンを使用せずイソシアネートを製造するに際し、先行技術にみられるような種々の問題点がなく、高収率でイソシアネートを長期間安定に製造できる方法を提供することにある。【解決手段】本発明は、炭酸ジアリールとアミン化合物とを、反応溶媒として芳香族ヒドロキシ化合物の存在下で反応させて、炭酸ジアリールに由来するアリール基を有するカルバミン酸アリールと、炭酸ジアリールに由来する芳香族ヒドロキシ化合物と、炭酸ジアリールと、を含有する反応混合物を得る工程と、該反応混合物を熱分解反応器に移送する工程と、該カルバミン酸アリールを熱分解反応に付すことによってイソシアネートを得る工程と、を含むイソシアネートの製造方法であって、炭酸ジアリールとアミン化合物との反応がおこなわれる反応器と、カルバミン酸アリールの熱分解反応器が異なるイソシアネートの製造方法を開示する。【選択図】なし
請求項(抜粋):
炭酸ジアリールとアミン化合物との反応がおこなわれる反応器において、炭酸ジアリールとアミン化合物とを反応させて、炭酸ジアリールに由来するアリール基を有するカルバミン酸アリールと、炭酸ジアリールに由来する芳香族ヒドロキシ化合物と、炭酸ジアリールと、を含有する反応混合物を得る工程と、 炭酸ジアリールとアミン化合物との反応がおこなわれる該反応器と配管によって接続された熱分解反応器に、該反応混合物を移送する工程と、 該カルバミン酸アリールを熱分解反応に付すことによってイソシアネートを得る工程と、 を含み、 該アミン化合物がポリアミン化合物であるイソシアネートの製造方法。
IPC (2件):
C07C 263/04 ,  C07C 265/14
FI (2件):
C07C263/04 ,  C07C265/14
Fターム (11件):
4H006AA02 ,  4H006AC55 ,  4H006AD11 ,  4H006BB14 ,  4H006BC10 ,  4H006BC14 ,  4H006BC31 ,  4H006BD33 ,  4H006BD35 ,  4H006BD52 ,  4H006BD84
引用特許:
出願人引用 (19件)
  • 米国特許第3992430号公報
  • 米国特許第2692275号公報
  • 米国特許第3734941号公報
全件表示
審査官引用 (8件)
全件表示

前のページに戻る