特許

J-GLOBAL ID：201303053177456467

スピン偏極キャリア輸送装置

発明者： 眞田 治樹 ,  後藤 秀樹 ,  寒川 哲臣 ,  好田 誠 ,  新田 淳作
出願人/特許権者： 日本電信電話株式会社 ,  国立大学法人東北大学
代理人 (3件)： 山川 政樹 ,  山川 茂樹 ,  小池 勇三
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2011-162944
公開番号（公開出願番号）：特開2013-026592
出願日： 2011年07月26日
公開日（公表日）： 2013年02月04日
要約：

【課題】半導体中のスピン偏極キャリアの輸送距離を、より長くできるようにする。【解決手段】半導体からなるチャネル層101と、スピン偏極キャリア生成部102と、表面弾性波発生部103と、スピン軌道相互作用調整部104とを備える。スピン偏極キャリア生成部102は、チャネル層101のキャリア生成箇所にスピン偏極キャリアを生成する。表面弾性波発生部103は、キャリア生成箇所を通過する表面弾性波131をチャネル層101の上に発生させる。スピン軌道相互作用調整部104は、チャネル層101内の伝導帯電子に働く異なる2つのスピン軌道相互作用の大きさを一致させる。【選択図】 図1

請求項（抜粋）：

半導体からなるチャネル層と、 前記チャネル層のキャリア生成箇所にスピン偏極キャリアを生成するスピン偏極キャリア生成手段と、 前記キャリア生成箇所を通過する表面弾性波を前記チャネル層に発生させる表面弾性波発生手段と、 前記チャネル層内の伝導帯電子に働く異なる2つのスピン軌道相互作用の大きさを一致させるスピン軌道相互作用調整手段と を少なくとも備えることを特徴とするスピン偏極キャリア輸送装置。

IPC (1件)：

H01L 29/82

FI (1件)：

H01L29/82 Z

Fターム (5件)：

5F092AA20 ,  5F092AC21 ,  5F092BD02 ,  5F092BD15 ,  5F092BE21

引用文献：

審査官引用 (3件)

• 半導体中の電子スピンの向きを超音波により制御することに成功〜半導体スピントロニクス素子の実現に一歩前
• Acoustically Induced Spin-Orbit Interactions Revealed by Two-Dimensional Imaging of Spin Transport i
• 半導体中のスピン軌道相互作用入門(その3:最終回)